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「基本方針」を体現する人財へ。 実践型新入社員研修で推進する理念浸透とグループ連携

ワタキューホールディングス株式会社 様
  • 部長 東 大介

    コーポレート本部 総務人事部

  • 課長 関藤 功

    コーポレート本部 総務人事部 人事・総務課

  • 主任 草野 星司

    コーポレート本部 総務人事部 研修教育課

  • 主任 田形 晃太郎

    コーポレート本部 総務人事部 研修教育課

導入階層

  • 新入社員

キーワード

  • 組織づくり
  • 成果を出す仕事の進め方
  • 主体者意識
  • リアリティショック
医療・福祉関連サービスを中心に、約150年の歴史を持つ「ワタキューグループ」。グループ全体で約10万人の社員を擁する同社では、2011年から実施するワタキューグループ研修センター「一心館」での1年間の新入社員研修が、16年目を迎えるなど、入社早期の人財育成に注力されています。
長年培ってきた研修に加えて2025年度よりシェイクの「実践シミュレーション研修」を導入いただき、次年度以降はさらにプログラムを拡充予定。
ワタキューグループ「基本方針」と経営理念の浸透を軸とした人財育成への取り組みと、今後の展望について伺いました。
課題
グループ社員約10万人への「基本方針」・経営理念の浸透
グループ各社の連携強化と同期の絆の醸成
解決策と効果
実践シミュレーションを通じた相手や自分の「心」に向き合う重要性の理解
失敗から学べる心理的に安心・安全な研修環境の構築
今後の展望
時代に合わせた研修内容のアップデート
管理職・受け入れ側への研修強化

心を育み、人財を育てる。ワタキューグループとしての研修へのこだわり

貴社が研修に注力されている背景についてお聞かせください。

当グループには約10万人の社員が在籍しており、事業領域も多岐にわたります。この環境の中で、基本方針と経営理念をいかに浸透させていくかというのは普遍的なテーマです。歴代の先輩方が紡いでこられた思いを入社早期から共有し、社員を現場へ送り出す。それが研修の大きなミッションだと考えています。

東様

2011年、本部にワタキューグループ研修センター「一心館」を開設し、1年間の体系的な新人研修プログラムを継続してきました。この研修プログラムは、社員の定着率向上の基盤となっていますし、そこで生まれた事業会社の垣根を超えた同期の絆の醸成が結果として、先輩・後輩へとつながる社内文化を形成していることは、当社の大きな財産だと感じます。
ただ、研修内容に関しては、2025年度まで15年間運営している中で、時代に合わせながら少しずつカスタマイズしていかないと、実際の現場にマッチしないのではないかというジレンマも感じていました。

充実した研修体制がある一方、改善の余地を感じていた点はありますか。

グループ連携をさらに深めたいという思いがありました。会社が違っても同志として自然に声をかけ合える関係性を築いていきたい。そうした一体感のある組織を目指しています。

感謝の気持ち、謙虚な姿勢、そして互いに協力するーー。その内容を記したワタキューグループ「基本方針」を毎朝唱和しているものの、形骸化しては意味がありませんし、グループといいながら互いに距離や壁を感じていては一枚岩にはなれません。だからこそ掲げている「基本方針」をしっかりと浸透させながら、一人ひとりが成長できる研修をしていきたいという思いがあります。

ワタキューグループ基本方針

そうした状況を踏まえ、シェイクに人財育成施策をご依頼いただいた理由をお聞かせください。

複数の研修会社を検討しましたが、当社への理解を深めようと努め、伴走姿勢を示してくださったのがシェイクさんでした。

我々のフィールドは、人の健康や命と向き合っている現場です。そこで感じるのは、人と人との信頼関係が重視されていること。

そうした「心」を育む教育や研修は、いつ成果が出るか分からないものでもあります。何十年後かもしれないし、目に見える形では出ないかもしれない。それでも、一歩を踏み出さなければ何も変わらない。やり続ける覚悟が大切だと思っています。御社は、そういった当グループのマインドに応えていただける存在でした。

関藤様

関藤が申したとおり、我々の基本方針をしっかりと理解いただき、それに沿ったカスタマイズをご提案いただいた点です。理念浸透を図る一方で、職業経験のない新入社員には抽象的な言葉だけでは伝わりにくい。実際に体験しながら体感値を積み上げてもらう必要がある。その課題感に寄り添っていただいたことが大きいですね。

「実践シミュレーション研修」の取り組みについて

当社では「実践シミュレーション研修」を提案させていただきました。

基本方針を言葉として理解するだけでなく、本当の意味で実践できるようになってほしい。そのためには、実際にやってみて体感する機会が必要だと考えました。実践シミュレーション研修であれば、現場に出る前にリアリティギャップを軽減できるのではないかと期待しています。

研修の効果として実感されていることはありますか。

実践シミュレーション研修を受けた後、数人の研修生の日報やアンケートに「“報連相”の本当の意味を実感しました」と書いてありました。知識としては理解していても、実務で発揮するとなるとまた違う難しさがある。まさに分かるとできるの違いですね。そこで研修で指摘やフィードバックを受けて、「残りの研修でレベルアップしたい」という声が複数ありました。
※同社では「四つの約束」という行動指針を掲げており、その中に「報告・連絡・相談」が含まれています

課題を見つけることが一番大事ですし、気づきを得てさらに成長してもらう。新入社員研修で事前にこうした経験を積むことで、配属後のリアリティギャップの軽減にもつながると考えています。

草野様

入社すぐの4月と比べ、6月には明らかに良い方向に変わっている社員がいます。実践シミュレーションを通じて「分かる」と「できる」の違いに気づき、真剣に取り組むようになる。学生気分だった社員がプロフェッショナルとしての意識に切り替わっていく。その状態で現場に配属できることに手応えを感じています。

研修は「安心して挑戦できる場」でありたいと思っています。失敗や気づきから課題が明確になり、それを克服するために前向きに取り組む。
私達のお客様である医療福祉従事者の皆様は、命と向き合っている国家資格者です。そのため、私達が一度「できます」と伝えたら責任をもって仕事を完遂しなければなりません。だからこそ、新入社員研修中にたくさん失敗して、自分なりの型をつくってほしい。業務では、「基本方針」を実践し、150年以上続く当社の代表としてお客様と寄り添うことで、最終的にはお客様から愛される人財として成長し続けてもらいたいと考えています。

育成基盤の拡充を通じて、グループ総合力の最大化へ

今後の人財育成や組織開発における展望をお聞かせください。

永沼

当グループは150年以上続く歴史の中で、医療福祉関連の業務に携わる使命感を途絶えさせることなく継承してきました。今後も研修を続ける中で、グループ全体に対してより効果的な人財育成を追い求めていきたいと考えています。

日々の業務の中で、全員が当たり前に「基本方針」に沿った行動を取っている。それこそが本当の意味で基本方針を体現できている状態だと思います。事業会社が違っても、ワタキューグループ研修センター「一心館」にて一緒に研修した仲間と同じ方向を見ていくことができたら、当グループは、将来さらに強い組織になることができると感じています。

今年度シェイクさんとご一緒させていただいた結果、3か月間の取り組みで一定の成果が見えたと感じています。効果検証を行いながら、来年度はさらにブラッシュアップした研修にしたいと意気込んでいます。

研修を通じて着実に成果が生まれていることを当社としても嬉しく思います。最後に、当社への要望があればお聞かせください。

コンテンツ内容を柔軟にカスタマイズしてくれる点などもありますが、シェイクの永沼さん、三浦さんが熱心に対応してくださったことが大きいです。引き続き担当していただけるとありがたいです。

田形様

これからもパートナーとして一緒に研修を企画していきたいと思っています。単なる発注側と受注側というドライな関係ではなく、私達の想いや世の中の流れを踏まえて「こちらの方がいいのでは」という提案も期待しております。その関係性が、結果として社員からの「研修を受けてよかった」という声につながっていくと思います。

私自身、以前は別業界にいましたが、セカンドキャリアで人財育成に携わりたいとこの仕事に就きました。研修を通して、新入社員だけではなく自分自身もさらに学びを深めたいと思うようになりました。
成果がすぐには見えにくい領域ではありますが、シェイクさんとともに良い研修を作りたい、このグループをさらに発展させたいと考えています。

担当コンサルタントからのコメント

永沼 大翔
総務人事部の皆様の本研修にかける想いを改めてお聞きして、胸が熱くなりました。昨今、若手社員の価値観は大きく変化していると言われますが、ワタキューグループ様で大切にしている考えは、創業時から何一つ変わりません。総務人事部の皆様とワタキューグループ様における「歴史の継承」と「新時代の創造」というテーマに、これからもチャレンジさせていただきたいです。

企業情報

社名

ワタキューホールディングス株式会社

事業内容

医療・福祉関連サービスを中心に、リネンサプライ、病院給食、福祉用具のレンタル・販売、施設管理など幅広い事業を展開。グループ全体で約10万人の社員を擁する。

URL

https://www.watakyu.jp
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