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「MUST」の自分事化

MUSTの仕事を自分事にするには?

皆さん、こんにちは。シェイクの吉田です。

先日、若手のメンバーと話していた際に、興味深い話を聞きました。

「社会人になってしばらくは、やりたいと思えないけれども、
やらなければいけない仕事(MUSTの仕事)に対してやらされ感がありました。
ある時から、MUSTの仕事に対して、自分なりに目的や目標を
定めるようにしたときに、前向きに取り組めるようになりました」
といった話です。

自ら捉えなおすことで、MUSTの仕事を自分事にしていて、
素晴らしいと感心しました。

多くの人が、MUSTの仕事を「押し付けられる仕事」と捉え、
窮屈さを感じているのではないかと思います。

また、同様に研修においても、研修内容に対して、「押し付けられ感」や
「やらされ感」を持つ人がいます。

多くの研修では、人事部門が会社の利益に繋がるための成長を目的に企画します。
例えば、

新入社員向け「社会人としてのマインドセットを身につけさせる」
若手社員向け「改善に対して主体性を発揮させる」
中堅社員向け「組織を牽引していく立場にする」
といったように、会社から受講者への期待する役割があり、
その姿への変化こそが、期待される成長となります。

しかし、受講者の納得が引き出せない場合、「〇〇させられる」研修となり、
やらされ感が出がちです。

では、どうすれば「MUSTの仕事」や「期待される役割」をやらされ感ではなく、
自分事として捉えることが出来るのでしょうか。

今回は、MUSTを自分事として捉えるための3つのヒントをご紹介します。

個人視点から意味を伝える

一つ目は、「個人視点から意味を伝える」です。

研修を実施する講師(ファシリテーター)からのメッセージや、
研修冒頭での経営者や人事からの講話において、また仕事や期待を渡す際の上司も
組織視点からだけではなく、個人(本人)視点から見た意味を伝えることです。

例えば、中堅社員に対して、「リーダーシップを発揮し、
組織を牽引する存在になってほしい」という期待があるとします。
この期待を伝えることは大事なものの、受講者によっては、
その期待を「管理職になれ」というメッセージとして捉え、
「自分は管理職になりたくない」という反発の気持ちが出ているかもしれません。

このような場合、個人視点に立ち、リーダーシップを発揮することが、
今後のキャリアを構築していくうえで、どのような意味があるかを
合わせて語るイメージです。
組織視点の期待を個人視点に置き換えて、伝えていくことが有効です。

強みを軸に設計する

二つ目は、「強みを軸に設計する」です。

研修に期待されることに「主体的行動」があります。多くの人事担当者、また管理職の方々は部下やメンバーに対して、主体的に動いてほしいと思っています。
では、メンバーはどうしたら主体的に行動できるのでしょうか?

最近、研修を実施する際に、職場で発揮されている「強み」に関する
フィードバックを周囲の上司や同僚からもらい、
受講者に自分の強みを認識してもらう研修を実施することが多くあるのですが、
このアプローチが非常に効果的
です。

先日、ある受講者が研修の最後に、
「自分に期待されていることは、職場の先頭に立って
リーダーシップを発揮することだと感じていました。
でも、それは私にとって苦しいものでした。
自分の強みを活かして、周囲に貢献していくことが、
リーダーシップ発揮に繋がると知り、肩の荷が下りたように感じます」
と涙を流しながら語っていました。

周囲から要請されて発揮する「主体性」は、言われて行動していることですから、
真の主体性とは言えません。
「強み」にフォーカスを当てることで、内発的動機が芽生え、
真の主体性に繋がります。

成長目標と紐づける

三つめは、「成長目標と紐づける」です。
特に職場での支援のポイントと言えるでしょう。

最近、人事の人から、
「e‐ラーニングを揃えたが、受講してくれる人が少ない」
という話をよく聞きます。

キャリア自律が求められる中、自ら学ばない社員が多く、
自発的に学ぶようになることに苦心しているという課題です。

これも、人事視点から「社員に自発的に学ばせたい」と思っているものの、
社員の立場からは、「やらされ感」になっており、
「自ら学ぶ」という自分事になっていないケースです。

「自ら学ばない」という課題を持っている会社に共通するのは、
職場において、業務目標は立てているものの、「成長目標」を立てていないということが
私の仮説です。
もしくは、成長目標を立てていても、本人が納得いくまで、
上司と話し合いが行えていないか、日常において支援が出来ていないことです。

「自ら学んでくれない」問題を解決するには、
本人が納得する「成長目標」を持ち、周囲がその支援をすること
です。

「3年後、このような自分になっていたいから、今年はこのような成長をしたい」
といったイメージがあることで、e‐ラーニングや手上げ式の研修を受講し、
日常の仕事において学びを深めていくのだと思います。

まとめ

3つのヒント如何でしたでしょうか?

いずれも、「MUST」を自分事として捉えるための周囲からの支援です。
このような支援を受けながら実践することで、
自ら「MUST」を自分事化することが出来るようになると思います。

そのことが、仕事に対して前向きに、主体的に取り組むためこと、
更には、自律やリーダーシップ発揮に繋がっていくのではないでしょうか。

少しでも、皆さんのヒントになれば幸いです。

この記事を書いた人
吉田 実
誰もが持っている「無限の可能性」と「目が輝く権利」。一人でも多くの人の「イキイキ」のために、これからも邁進していきます!
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