シミュレーションにより自己課題に気づく
自分の仕事の枠は何か?見えている視点はどの範囲なのか?シミュレーションを実施し、実施の行動に対するフィードバックや振り返りの中で自らの「枠」に気づきます。
他者評価と向き合う
次の等級や役割を見据えた360度サーベイ(多面評価)を実施し、自身の強みや課題に向き合います。場合によっては強みにフォーカスし、自己効力感を高めることで現状より高いレベルでの行動を促していきます。
中堅社員は仕事に関しては一人前とされ、業務や関係者の範囲を広げ、より広い視野、高い視座が求められる年代です。しかし、上司や周囲からの支援は得にくくなり、時として自分1人で頑張ってしまい、期待に応えられない状況になります。またキャリアに対する不安や停滞感も感じやすい世代です。次のステージに移るためにも、個々の視野の拡大、周囲巻き込み、キャリア自律意識やリーダーシップ開発が求められます。
行動の枠に気づき、視野を広げる
中堅社員の行動変容や役割の再認識のため、枠に気づく仕掛けを重視しています。
セルフリーダーシップ
中堅社員が枠を超えて行動するために、シェイクではセルフリーダーシップ(自らを動かす力)に着目し、自らの問題意識や価値観、あるべき姿といった要素から、行動の源泉である「意志」を磨くことを狙います。
CAN(できる)の拡大と実践力の強化
大きな役割変化を感じていない中堅社員には、現在の仕事や経験の中でのCAN(できること)の拡大を目指すことを意識し、より自律し、リーダーシップを自ら開発することで成長実感を得る必要があります。
行動の枠に気づき、視野を広げる
中堅社員はこれまでの自分の「仕事の枠」に気づき、視野を広げて、影響力を広げていく行動イメージを持つことが重要となります。
自分の仕事の枠は何か?見えている視点はどの範囲なのか?シミュレーションを実施し、実施の行動に対するフィードバックや振り返りの中で自らの「枠」に気づきます。
次の等級や役割を見据えた360度サーベイ(多面評価)を実施し、自身の強みや課題に向き合います。場合によっては強みにフォーカスし、自己効力感を高めることで現状より高いレベルでの行動を促していきます。
セルフリーダーシップ
問題意識から行動を起こすためには、まずは自らを動機づけ、行動に移す力が必要です。リーダーシップ発揮やキャリア自律のための最初のステップとして「セルフリーダーシップ」を重視し、その実践を通して日々の行動・成長を後押しします。
上司から指示された仕事をこなす状況から、自ら仕事や組織活動の目的をとらえ、あるべき姿を描く力が求められます。そのうえで、巻き込み力等のスキルを養い、組織の課題をジブンゴトとして考え、行動する力を磨きます。
組織への当事者意識を高めても、行動・実践がうまく行くとは限りません。まずは他者に対するフォロワーシップから実践し、小さな成功体験を積み上げ、コーチや上司との1on1(リフレクション)、受講者同士の振り返りセッション等を活用し、リーダーシップ発揮につながる継続的な行動と学習をサポートします。
CAN(できる)の拡大と実践力の強化
実質は昇進や大きな役割変化がない中、上司からの育成のかかわりが減り、放置されやすい年代です。上司に対するフォロワーシップのあり方を学び、また実践することで小さな成功体験・手ごたえを積み上げ、自身の変化や行動変容を認知しながら、成長実感を持つことを重視します。
若手社員は組織人としての自立をテーマに成長実感を積み上げるフェーズですが、中堅社員は自律のフェーズへと移行する過程になります。キャリア形成をしていくうえで、自ら成長する意識、現在の仕事の中で、行動しながらCAN(できること)を自ら増やしていくことの重要性を理解します。
意識変容だけでは、中堅社員の行動変容につながりません。研修では問題発見解決力、巻き込み力を学び、職場では大きな問題の解決ではなく、身近な問題に絞って、解決行動を実践していきます。