お電話でのお問い合わせ

03-5213-6888
資料ダウンロード
お問い合わせ

自律した個人が協働する組織へ―個を活かした育成施策で実現する、関西電力の営業部門を担う大規模組織の”自律型組織”への挑戦―

関西電力株式会社 様
  • リーダー 馬野

    ソリューション本部 企画部門 総務グループ(人財開発チーム)

  • 加藤

    ソリューション本部 企画部門 総務グループ(人財開発チーム)

導入階層

  • 管理職
  • 中堅社員
  • 若手社員

キーワード

  • 組織づくり
  • キャリア開発
  • リーダシップ開発
  • 主体者意識
  • 職場実践
電気・ガスをはじめとするエネルギー事業を基盤に、脱炭素ソリューションや新規事業領域への展開を加速する関西電力株式会社様。2023年度から同社ソリューション本部における研修のご依頼を受け、キャリアデザイン研修や1on1研修、自律型人財材強化研修など、体系的な人財材育成プログラムを導入いただいています。多数の社職員を擁する同本部が目指す「自律型組織」の実現に向けた取り組みと、今後の展望について伺いました。
課題
外部環境の変化に対応できる自律型人財の育成・自律型組織への移行が急務
研修の効果が不明瞭で、パフォーマンス向上への寄与が見えにくい
解決策と効果
キャリア研修を通じて自身の強みを認識するきっかけを創出
同年代同士の対話の場を構築し、横のつながりと相互理解を促進
単なるコミュニケーションツールではない、効果的な1on1を拡大・浸透させ、より自律性を発揮しやすい職場環境を形成
今後の展望
1on1を継続しながら、チーム力・組織力の向上にも注力
まだアプローチできていない層への施策展開

部署内の人財育成に注力されている背景や、人財開発に関する課題意識についてお聞かせください。

まず全社の方針として、人的資本経営の観点からも“人財育成”は会社の成長において重要かつ不可欠なものであると考えています。その上で、私自身はソリューション本部、いわゆる営業部門の育成担当として、より現場に近い課題感を強く感じています。
近年、エネルギー分野では脱炭素化の潮流や制度・市場環境の変化が加速しており、営業の現場においても、従来の「電気」「ガス」といった商品やサービスを提案するだけではなく、お客さまの事業や課題を理解した上で、新たな価値を提供することが求められています。そのため、言われたことだけをこなすのではなく、一人ひとりが考え、判断し、行動することが以前にも増して重要になってきていると感じています。

馬野様

私たちソリューション本部には多数の要員が在籍していますが、規模の大きさに頼るのではなく、一人ひとりが自律的に行動し、自律したメンバー同士が協働して成果を生み出せる「自律型組織」を形成していくことが、競争力を高める上で不可欠だと考えています。

経営方針を一方的に伝達するだけでなく、一人ひとりが組織の戦略を理解した上で自律的に判断し行動できる――そんな組織を目指されているように拝見しています。

自律型組織の実現に向けては、これまでの取り組みや現場の声を踏まえる中で、いくつか重要なポイントがあると感じています。単に施策を導入するだけではなく、共通の考え方を持ちながら対話と試行を重ね、実践を振り返りつつ学び続けていける状態をつくることが重要だと考えています。
こうした要素を意識しながら、現場に根付く形で取り組みを進めていくことが、自律型組織への移行につながると捉えています。

既存業務の知識や経験が豊富な社員が多い一方で、従来の価値観だけで業務をこなしていては環境変化のスピードに追いつけません。社員一人ひとりが、年齢や立場・役割にとらわれず、お客さまや社会のニーズに柔軟に対応できる自律性が求められていると感じます。

加藤様

弊社・シェイクに人財育成施策をご依頼いただいた理由をお伺いできますか。

弊社の課題や要望に対し、妥協することなく深掘りや疑問提起をしてくださる点です。研修実施後も丁寧な振り返りをいただくなど、共に最適な育成施策を作り上げていこうという熱意を感じています。また、研修だけでなく、最新の人財育成に関する情報やセミナーのご紹介など、幅広く学びの機会を提供していただいています。こうしたサポートを通じて、私たち自身の人財育成の考え方や施策を見直すきっかけにもなり、大変勉強になっています。

本音でご意見をくださるところも大きいですね。これまでの知見を踏まえたアドバイス、さらには率直に語り合える関係性が本当にありがたいです。

研修の効果として実感されていることはありますか。

三浦
笘井

特に年代別のキャリア研修において、社員が立ち止まって自分のこれまでのキャリアを棚卸しする、自分では強みと思っていなかったことを認識する、内なる想いを言語化する、というきっかけをいただいていると感じます。
研修後のアンケートでもその点に触れている社員が多く、「もやもやしていた気持ちが軽くなった」「役職や年収ではない、自分自身にしか分からない“内的キャリア”を考える視点を得られた」といった回答は我々としても大きな収穫でした。
キャリアについて考える機会は日々仕事に向き合っている中ではつい後回しになりがちです。研修が一つのきっかけになって、そこから気づきや意識改革につながっています。
中でも特徴的なのは、同年代同士でじっくり対話する機会があること。普段は雑談をすることはあっても、一つのテーマについて長時間対話する機会はなかなか生まれません。研修を通じて横のつながりが構築され、仕事に戻ったときに相談し合える関係ができる。そこに大きな価値を感じています。

それもあって、研修受講後に明るい顔で「すごく楽しかった」と言っていただくことも多いですよね。特に30代・40代のキャリア研修では、「今まで受けた中で一番楽しい研修でした」という声が複数の方から上がっています。
やらされ感のある研修で得られる効果は薄いと思うので、受講者が楽しめる環境やカリキュラムを提供いただいていることも大きいです。研修の狙いや直接的な効果だけでなく、副次的な効果としてリフレッシュや前向きな気持ちが創出されていることにも価値を感じています。

ここまでの施策の成果と、残された課題についてお聞かせください。

キャリア研修や1on1研修を受講いただいている方々を見ると、モチベーションや自律性は向上してきていると感じます。ただ、これまで公募制をメインに研修を実施してきたことから、まだアプローチできていない層が一定数いることも否めません。本当に課題感を持っている層にどのように手を差し伸べていくかが、今後の大きなテーマです。今まで以上に御社とも密に連携を取りながら、対策を進めていきたいと思っています。

施策を実行し、やり抜くところまでが私たちの役割だと考えています。一度にすべてを変えることは難しくても、できることを着実に積み重ねていくことが大切だと感じています。

今後の人財育成や組織開発における展望をお聞かせください。

これまでの施策は継続しつつ、来年度は自律型組織への移行に向けた組織力の強化をテーマに据えたいと考えています。マネジメント層向けの新規研修にも注力し、研修を単発で終わらせず現場での実践につなげていく体制を整えることが重要だと考えています。

個の自律性を高めることは前提として、上司・部下の1対1の関係性だけではなく、所属グループ全員が一つの目指すべき方向に向かって、協働して自律性を発揮できるような組織の実現を目指したいですね。たとえ、個々の自律性が醸成されていたとしても、目指すべき方向性・ゴールが明確に設定されてないと、各人が好きな方向で自律性を発揮してしまい、まとまりのない組織になってしまうので。よって、来年度は「組織方針の共通言語化」を軸に自律型組織の形成を図りたいと考えています。

自律型組織の実現に向けて、着実に歩みを進められていますね。最後に、シェイクへの要望があればお聞かせください。

3年間ご一緒する中で、組織の状況を深く理解いただき、私たちに不足する知見を補っていただいています。弊社メンバーが入れ替わる中でも継続的に伴走いただける点は、非常に心強く感じています。

外部視点からの率直なご意見と育成に関するトレンドを共有いただけることは非常に貴重だと感じています。引き続き、弊社の研修を共に作り上げるパートナーとして、ご提案・サポートをいただければ嬉しいです。

担当コンサルタントからのコメント

笘井 広大
関西電力様とご一緒させていただく中で、研修内で個人が自身の強みを認識し、力強く一歩を踏み出し始めていました。
多角的にアプローチをしながら、自律型組織の実現に向けて、一緒に良い未来を創っていきたいです。

企業情報

社名

関西電力株式会社

事業内容

1951年の創業以来、関西電力グループとして、お客さまと社会のお役に立ち続けるため、
エネルギー事業を中心に、情報通信や生活・ビジネスソリューションなど、暮らしや経済、産業を支えるさまざまな事業を展開。

URL

https://www.kepco.co.jp/
この事例を見た方におすすめのお役立ち資料を見る
この事例に近しい課題解決例を見る
その他事例を見る

view more

  • HRのプロによる情報発信をしています!

    人材育成に関する調査レポートや、事例をもとにしたテーマ別のお役立ち資料を随時発行しております。
    ぜひお気軽にダウンロードいただき、貴社の人材育成にお役立てください!

閉じる
ウェビナー