コラム

児童擁護施設の子供たちの笑顔

皆さん、こんにちは。シェイクの吉田です。

1月に千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さんが
虐待死するという事件が起きました。
逮捕された父親の異常な言動をニュースで見ると、
何とか心愛さんの命を救えなかったのかという想いが募ります。

この児童虐待の問題に対して、自分たちに出来ることはないかと
行動を起こしている人がいます。

研修会社の社長たちで構成される研修業界経営者サミット有志の会(以下、有志の会)
では、株式会社ノビテクの大林伸安社長が中心となり、約20名の研修会社社長を
巻き込み、児童養護施設にいる子供たちを支援する活動を始めました。
私も、大林社長から声をかけて頂き支援者の一人として
活動に加わっています。

活動内容としては、児童養護施設にいる子供たちを
バス遠足に招待するというもの。

具体的には、昨年の10月に東京都青梅市にある児童養護施設の
児童45名に対して「天使の約束ツアー」として、
餃子づくりやリンゴ狩りをするツアーとして企画実行されました。

「ぎょうざとりんご、とってもおしいかったです!!
 来年も行けたらうれしいです。本当にありがとうございました。
 とってもたのしい1日になりました」
といったように、子供たちの記憶に残る大成功の企画となりました。

児童養護施設にいる子供たちにとっては、信頼できる大人と知り合うことや
様々な経験や体験を行うことが大切だとのことです。

そして、重要なのは、このような活動を一過性のイベントで終わらせないこと。

温かく手を差し伸べてくれる大人がいても、一過性で終わってしまうと
寂しさに繋がってしまうからです。

実際にこのような活動を継続していくためには、お金も必要です。

どうすれば、今年も来年もお金が集まり継続的な仕組みにしていけるか、
有志の会が知恵を絞りながら活動を始めています。

仕事において私たちは研修という事業を通じて、
研修の受講者に対して、社会や組織に貢献するために
行動する大切さを説いています。

しっかりとお金を稼ぎ、事業を継続していくことの
大切さも説いています。

今回の取り組みは、研修業界経営者サミット有志の会の
メンバー自身が実践者として、会社という枠を超え、
一つのチームとして社会課題解決という事業
取り組んでいるのだと感じています。

仕事を通じて身に着けたスキルを、世の中が良くなるように
活用していくことが出来ることに喜びを感じています。

私自身、今まで仕事、家庭、地域が活動の中心でしたが、
社会に対する活動の機会を頂きました。

今回の児童養護施設の子供たちに対する活動を通じて
子供たちに笑顔が増え、イキイキと生きることが
出来る人が一人でも多く増えることを願っています。

活動を続けていくことを通じて、少しでも大きな
うねりになるように取り組んでいきたいと思います。

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