お電話でのお問い合わせ

03-5213-6888
資料ダウンロード
お問い合わせ
その他

カクテルパーティー効果

こんにちは、シェイクの道上です。

脳は体重の僅か2%の重さと言われていますが、
一日の消費カロリーの約20%を使っていることをご存知ですか?

これを知った私は、脳をたくさん使えば効率的に
痩せられるのではないかと思いました(笑)

残念ながらそれは間違いのようで、たくさん頭を使ったとしても
脳のカロリー消費は今以上には増えないそうです。

一方で、脳は本能的に省エネ傾向でもあります。
カクテルパーティー効果といって音声の選択的聴取を示す概念があります。

カクテルパーティーのような騒がしい場でも
自分の名前や知っている言葉は聞き取れる
ということからこの名前がつけられたようです。

皆さんも仕事の中で似たような経験はありませんか?

具体的に言うと、
職場での大勢の会話の最中に
自分の名前が出たり自分の仕事に関係するワードが出ると
急に聞き耳が立ったりという経験はありませんか?

地獄耳という言葉もありますが、
まさにこのカクテルパーティー効果が働いた例ですね。

カクテルパーティー効果は聴覚以外にも当てはまりそうですね。

例えば、視覚におけるカクテルパーティー効果の例では、
某携帯会社でお馴染みのCM、「三太郎CM」などがあります。
三太郎(金太郎、桃太郎、浦島太郎)は誰もが知っているので
記憶に残りやすいと言えるのではないでしょうか?

このようなカクテルパーティー効果の特徴を利用して
相手に伝えたいことを伝えるにはどうすれば良いか考えると
例えば、

部下に仕事を渡す場面で、ポイントをキーワードで伝えているか?
上司に報連相する場面で、種類と数を最初に伝えているか?
企画書を作成する場面で、読み手がピンと来る言葉を使っているか?

考え出すとキリがなさそうですが、
人は数ある情報の中から物事を選択的に抽出していることを
前提にすると日々のコミュニケーションが円滑にいくかもしれませんね。

この記事を書いた人
シェイク編集部
お問い合わせ