イキイキと働く人が
1人でも多く増えてほしい
個人から、会社から、
もっと日本を元気にしたい
代表取締役社長
吉田 実
私自身、肝に銘じていることがあります。
以前、新卒採用でシェイクに入社した社員の話です。入社後、営業として活動していたのですが、思うような成果が出なかったことで適性がないと感じ、管理部門に異動してもらいました。
その後、驚いたことに彼は外資系企業に営業職として転職し、さらに転職の1年後、全営業のトップ数パーセントに選ばれ、全国で表彰をされていたと聞きました。
私は、彼のことを営業が出来ないと決めつけ、可能性を信じていませんでした。
「人には無限の可能性がある」。その時以来、私が肝に銘じていることです。
その後シェイクでは、40歳を過ぎてアルバイトから正社員に転換し、コンサルタントやファシリテーターとして活躍する人が出てくるなど、誰もが成長し続ける可能性を持っていることを感じています。そして、誰もが強みがあり、自分らしさを活かしながら、イキイキと働く可能性を持っていることを感じています。
AIが発達すればするほど、人が人であることの意味が問われ、1人ひとりが自分の強みや自分らしさを活かして、周囲に貢献することの重要性が増してくるでしょう。
現在の世の中の変化を見てみると、旧態依然とした日本のマネジメントシステムにおいて、イノベーションが起きず、離職者が増加し、人材不足が加速しています。
組織で働く多くの管理職が、増え続けるマネジメント負荷に限界を感じています。
若手社員においても、世の中の変化、不確実な未来、自分自身のキャリアに不安を感じています。
組織はどうあるべきか、人はどのように働くか。私たちは、大きな転換点にいます。
シェイクは創業時、自律型人材育成を掲げ、2000年代において「PDCA」という言葉しかなかったときに、「G-PDCA®」という言葉を世に広めることで、目的・ゴールをもって働くことの重要性を世に広げてきました。
その後、言われたことを受け身的にこなすのではなく、1人ひとりが自分の人生の主体者として、軸をもって働くための個人の「意志」を開発することを掲げ、周囲への影響力発揮の行動の重要性もふまえて、若手社員からの「リーダーシップ開発」を追求してきました。
そして現在、答えがない時代だからこそ、1人ひとりがリーダーシップを発揮することがますます重要になってきています。シェイクが実現したい世界は、世の中の全ての人が強みを活かした自分らしいリーダーシップを発揮している世の中です。
1人ひとりがリーダーシップを発揮することで、全員が価値を生み出す主体者になり、エンゲージメントの向上とイノベーションにつながります。自分の人生の主体者となり、キャリアに対する自律性が高まります。組織においても、管理職に集中する業務負荷を分散していくことで、より効果的な組織運営が可能となるでしょう。
リーダーシップを発揮しやすい組織に転換するためには、旧態依然とした日本型マネジメントから、新たな価値を生み出すためのマネジメントへの転換が急務と言えるでしょう。
シェイクは、組織開発、人材育成を通じて、人の成長と組織の変革に貢献していきます。
1人ひとりの成長が、組織、そして日本を元気すると信じています。
一緒に、イキイキと働く人であふれる世の中を実現していきましょう。