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【講演のご報告】日本の人事部「HRカンファレンス2022-秋-」にて講演を行いました~多様性を活かす「シェアド・リーダーシップ」とは/「実践」から学び続ける新人を育成する~

株式会社シェイクは、「HRカンファレンス2022-秋-」にて、

①多様性を活かす「シェアド・リーダーシップ」とは
 若手の強みに着目した新たなリーダーシップの考え方
②『実践』から学び続ける新人を育成する
~「この会社で頑張っていける自信」を持たせるアプローチ~

の2テーマで講演をさせていただきました。

本リリースでは、講演の概要、当日ご視聴いただいた方のご感想、登壇者からのメッセージをお伝えさせていただきます。

多様性を活かす「シェアド・リーダーシップ」とは
若手の強みに着目した新たなリーダーシップの考え方

講演概要

本講演では「シェアドリーダーシップ」の理解とそれを促進する「パーソナリティー・ベース・リーダーシップ」について、立教大学の石川淳教授に専門的な立場から解説いただいたうえで、弊社から具体的な施策例や現場への適用について紹介いたしました。

「シェアドリーダーシップ」は、メンバーのモチベーションや業績向上に有効性が高いとされています。職場で実現するためには管理職だけでなく、組織に属するメンバーの1人ひとりが自分の強みを生かし、必要な時に必要なリーダーシップを取る状態を目指すことが求められます。

しかし対象となる若手社員には、一律の学習・研修スタイルでは響かない、モチベーションアップにつながらないという話もよくお聞きします。そこで、パーソナリティーベースリーダーシップの概念をもとに、若手社員が前向きに学習し、個人の強みを磨き、リーダーシップ行動(組織への貢献)につながる仕組み、育成施策についても触れていきました。

当日ご視聴いただいた方のご感想

✓シェアドリーダーシップの概念は聞いたことがあったが、学術的な視点も交えた説明で理解が深まった。

✓現在のリーダーシップ論は多岐にわたるものの、状況や個性によって発揮すべき・求められるリーダーシップスタイルは異なるのでは、個々に合わせたリーダーシップを発揮すればよいのでは、と思っていたので、すっと腹落ちしました。

✓女性活躍推進や多様性のある全員活躍を掲げる当社にとってリーダー像の多様化に課題感を持っておりシェアードリーダーシップの考え方は参考になった。

登壇者よりメッセージ ~講演を終えての感想・ 今後に向けた意気込み~

今回本テーマを扱うにあたり、多くの企業様からの関心の高さを感じました。
シェアド・リーダーシップ開発に向けて、今後ポイントとなるのは、『個別化』と『自己理解・他者理解の促進』だと考えています。

個人によって違う多種多様な小さなリーダーシップが組織の中で尊重し、促進され、個人や組織の成果や成長に結びついていくような状態を弊社は目指しています。

今後さらにシェアド・リーダーシップ実現への道筋やプロセスを具体的に可視化し、皆様へお伝えしていきたく考えています。またこの度、リーダーシップ行動可視化のための、”強み発揮行動サーベイ(石川先生監修)”を新サービスとして開発しました。

ご関心がある方はご連絡いただけますと幸いです。

三浦 悠介

『実践』から学び続ける新人を育成する
~「この会社で頑張っていける自信」を持たせるアプローチ~

講演概要

主体性に課題があるといわれる今どきの新人ですが、彼らは決して主体性がないわけでも、能力が低いわけでもありません。むしろ、トレーナーに聞くと、今どきの新人の能力の高さを評価する声が多いのも事実です。

彼らは今までの新人とは異なる理由で、主体性の発揮にブレーキがかかっています。
このブレーキを外し、彼らが力を発揮するために必要な支援とは何でしょうか?

私たちは以下の3つのポイントがあると感じています。
(1)他者から承認される適切な行動の例示
(2)自発的な行動の選択肢の提示
(3)適切なリフレクションの機会

今回の講演では、こうした考えを新人研修に取り入れ、配属前に集中する学習プログラムを再構成し、オンラインツール等も活用しながら、通年で育成する施策を考えました。

当日ご視聴いただいた方のご感想 ※一部抜粋

✓他社様の「毎日良い行動を共有する」といった取り組みが参考になりました。時間的(1日10分の短時間)にも取り入れやすいと感じましたし、弊社では、経験学習サイクルを回す上での学びの部分に個人差が大きいことを課題視しているので、短時間で多くの行動例を共有するというのは学びが浅い方の成長につながりやすいと感じました。

✓コロナ禍以降の新人の変化を肌感で感じているため、今回のようにデータをもとにした解説があると、とても腹落ちしました。新入社員研修は4か月と比較的長期間預かるので、承認を大事にし成長実感を感じてもらえるような工夫をしていきたいです

✓Before&Afterでの比較が分かりやすかったです。Z世代がどういう思考を多く持っているかは分かっているが、それまではどうだったか?というのが対で思い出しづらかったので、明確になりました。

登壇者よりメッセージ ~講演を終えての感想・ 今後に向けた意気込み~

当日は多くの方にご視聴いただき、ありがとうございました。

アンケートにいただいたご感想の中には、人事の目線で新入社員や若手社員に関する「ご自身なりの持論」を記載いただいた方もいらっしゃいました。

大切なのは、データから見えた世代特徴を知ることだけでなく、それを自社の施策にどのように落とし込むか?また、どのように現場や仕事とのブリッジングを図るか?だと思います。

本講演では3つの事例をお伝えしましたが、社会人人生のスタートとなる新入社員研修で、より本質的な学び・成長を今後も皆様と探索していきたいと思っています。

飯島 智子

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