会社概要
ホーム > 社員コラム > どうすれば主体性が発揮されるのか

どうすれば主体性が発揮されるのか

皆さん、こんにちは。シェイクの吉田です。

新入社員研修において、人事の方から、新入社員の主体性を
引き出してほしいとの要望を頂くことがあります。

先日、ある会社の新入社員研修において、
主体性発揮を新入社員研修のテーマに掲げていました。

ただ、実際、研修が始まると、自分の意見を自ら発信する人は限られており、
多くの人は、受身的に研修を受講していました。

受講者に聞くと、主体的な行動が求められている事は、理解しており、
自ら行動した方がいいことは、分かっていました。

分かっているけど行動出来ない。

「なぜなの?」と、その背景にある感情を聞いていくと、
そこにあったのは、恐れと不安でした。

・自分が期待されている発言が出来るか不安
・皆から、どう思われるかが気になる
といったもの。

もう何日も一緒にいる同期だし、その同期の前で発言する事を
恐れる必要はないのでは?と思ったのですが、よく観察してみると、
同期同士でありながらも、どことなくよそよそしい様子を感じました。

そこで私が問いかけたのは、「同期と本音で話せているの?」という問い。

新入社員の皆さんに場を預けて感じている事を率直に話してもらいました。
そこで出て来たのは、

・仕事は成果を出すためにきているのだから、同期が仲良くある必要はない。
・自分は、皆に自分のことをさらけ出していない。隠している。
・組織はチームで働くのだから、同期においても仲良くあった方がいい。
・同期で信頼関係を作れずして、職場で関係を築けるわけがない。
といった声。

本音の飛び交う興味深い場になりました。

対話を重ねる中で、一人一人の考え方が変化し、関係性が変化していくのが

手に取るように分かりました。

N934_akusyusuruhutaribiz_TP_V.jpg

皆さん、TEAL組織をご存知でしょうか?

組織を生命体と捉え、一人一人が主体性を発揮しながら、
自己進化していく組織です。誰かに、管理、コントロールされるのではなく、
ありのままの自分を解放することが奨励されていて、
そのための、土台として、相互の信頼関係の大切さが説かれています。

どんどん、自分をさらけ出し、お互いの理解が進み、
同期の関係が変わっていくことで、
結果として一人一人にかかっていたブレーキが外れていき、
どんどん、主体性が発揮される状態になっていきました。
まるでTEAL組織が目指しているような場になっていったのでした。

どうすれば主体性が発揮されるのか?という問い。

もちろん、唯一の答えがあるわけではありませんが、
関係性に一つのヒントがあると思います。

本来は、誰もが主体性をもっているにもかかわらず、
発揮できていないだけである、という仮説に立った時、
自分のことをありのまま、さらけ出す事が出来ない関係性の悪さが、
主体性発揮のブレーキになっている事が多くあるように思います。

職場においても、上司が部下に主体性の発揮を求めても、
上司と部下の関係性が悪いと、部下の主体性にブレーキがかかります。

主体性発揮のために、関係性を改善する。

一見、関係ないようにも見えますが、主体性発揮を求める場合、
その場の関係性を見直すことを試してみてはどうでしょうか?



吉田実プロフィール
■吉田 実 プロフィール
大阪大学基礎工学部卒。住友商事株式会社に入社。
通信機器の営業、携帯電話を活用した新規事業立ち上げに携る。
2003年シェイク入社。営業責任者、人材育成事業の立上げ拡大に従事。
2009年9月より代表取締役社長に就任。
2011年1月に書籍『「新・ぶら下がり社員」症候群』を出版。
管理職手前からのリーダーシップ育成に特に注力しており、ファシリテーターとしての実績は新入社員から若手・中堅社員、管理職層まで多岐に渡り、育成に携わった人数は12,000人を超える。

2018.04.26
一覧に戻る


トップへ