Cross Talk 04
ファーストキャリアとして、シェイクを選んだ理由
Human Resource Consuliting(HRC)部門に新卒で入社され、それぞれHRC副部門長・チームリーダーとして携わられているお2人に、シェイク入社のきっかけや新卒で入社するメリット、今後のキャリアプランなどについて対談してもらいました

Profile
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三浦 悠介2015年 新卒入社
大手企業を中心にコンサルティング営業、研修プログラム開発、ファシリテーターを一貫して行い、部署の副部門長を務める
兵庫県明石市在住
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佐々木 春希2019年 新卒入社
コンサルティング営業を中心に、研修プログラム開発やマーケティングにも携わりつつ、チームリーダーも務めている
岐阜県岐阜市在住
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シェイクに入社したきっかけや動機を教えてください
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シェイクに入社した動機は2つあります。1つ目は教育や育成業界への興味です。小学校2年生から教師を目指していた私ですが、大学での経験を通じて学校や先生に対する問題意識が芽生え、社会人になっても教育に関連するアンテナが立っていました。特に、NPO活動を通じて学校外の視点を持つ中で、苦しむ教師を見て「働くことが辛くなる問題」を解決したいと感じ、人材育成業界に関心を持つようになりました。2つ目は社風が「その人らしさ」を大切にしており、自分が目指す大人像に近かったからです。最終的には、社員一人ひとりの魅力に惹かれ、入社を決めました。
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私も三浦さんと似ています。大学時代、NPOで貧困世帯の子どもへの学習支援活動を行い、子どもやボランティアの学生スタッフが互いに変わるきっかけを多く目にしました。その経験から、「人の変化を生む場を作りたい」と思い、最初は人材紹介業界を志望していましたが、NPOの上司と話す中でシェイクを知りました。その後、スカウトサービスを通じてシェイクと接点を持ち、選考に進みました。正直、選考過程ではモヤモヤもありましたが、そのモヤモヤに寄り添ってくれる姿勢や「人を大事にする風土」を感じたことで、最終的にシェイクを選びました。

ファーストキャリアとして入社してよかったと思う部分はどこですか?
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ファーストキャリアでシェイクを選ぶメリットは、多様な会社を客観的に見られることです。人材育成や組織開発は、自分の経験や文化に基づきがちですが、シェイクではお客様との比較を通じて独自の視点を磨くことができます。特に5~6年目以降、さまざまな会社を知る中で、自分の前提にとらわれず、各社の強みや課題を純粋に考えられる力が身につきました。入社当初は基盤となる考えが未熟で悩むことも多かったですが、経験を重ねることで仕事観や組織観が洗練されてきました。また、役割分担が明確でない中で他者を巻き込み、チーム全体を動かす力も磨かれたと感じます。誰かに頼らなければ企画が成り立たない環境で、協力を得ながら成果を出す力が必要だったことは、成長に繋がりました。
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私も三浦さんと同じ考えです。仕事を通じて「どの会社にも課題がある」と早く理解できたことが印象的でした。隣の芝が青く見えがちな若手時代に、自分が地に足をつけることの大切さに気づけたのは貴重でした。もう1つの特徴は成長スピードの速さです。私は5年目でチームリーダーを経験しましたが、これは他社ではもっと時間がかかることが多いと思います。チームリーダーを目指すかどうかは人それぞれであるものの、それ以外でもシェイクでは若手のうちから顧客対応をはじめとして、責任のある仕事を経験する機会が多いと思います。


新卒入社で得られる能力はどういったものがありますか?
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シェイクでの経験を通じて得た大きな力の一つは、企画設計力です。目的・ゴールを設定し、それを達成するための方法を考える力は、マーケティングの仕事や将来他職種に転職しても活用できる汎用性の高い能力だと思います。また、巻き込み力や推進力など、プロジェクトチームリーダーとしての力も大きく鍛えられると感じています。シェイクではプロジェクト単位で仕事を進めることが多く、メンバーなどの変動要素が大きい中で、この人はどうしたら前向きに動いてくれるのか?どうすればプロジェクトの目的が達成できるのか?と考えて行動する力が培われました。
さらに、シェイクで働くことで、価値を最優先する姿勢が身につきました。「それが本当に価値を生むのか」という問いを軸に、結果を出すために全力を尽くします。また、大手ではないからこそ、会社の看板ではなく個人の力が試される場面が多いとも感じます。このような環境で培われる個人の力が、会社の成長にもつながっている感覚もあります。
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シェイクでの経験を通じて磨かれた力として、「個人でやり切る力」や「突破力」が挙げられます。シェイクは個人の想いや、らしさを重視する会社であり、自分の軸や想いを持っていないと物事が進まない環境です。私も1年目から「どうしたいの?」と問われる機会が多く、これが内側からの原動力となり、やり切る力が培われたと感じています。また、目的やゴールを設定する力も同様に重要で、自分なりに決めて動かすことで、粗さはあっても成長の原動力になっています。
さらに、「わくわく感」や「前向きなエネルギー」が湧くかどうかを軸に目的やゴールを設定するように意識しています。そのエネルギーが自分や会社にプラスとなることを重視し、リーダーシップや他者の成長を支える仕事を通じて、個人としての力を発揮しています。シェイクでは個人の力が掛け算のように結集し、会社全体の成長につながる感覚が強くあります。

今後のキャリアプランがあれば、教えてください
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私は6年目になり、人材育成業界でやっていく覚悟ができました。まずは目の前の期待に応えようと思って働いていましたが、5年以上の経験を経て人材育成のプロフェッショナルとして今、軸としているコンサルティング営業だけでなく、研修プログラム開発やファシリテーションへの挑戦も増やし、成長していきたいです。また、プレイヤーとしてだけでなく、チームリーダーとして人材の成長やマネジメントにも携わりたいと思っています。
別の観点でいくと、人材育成に加え、移住をきっかけに地域貢献にも興味を持ち、将来的には地域に根ざして何らかの活動をしても良いかもしれないと思っています。自分の巻き込み力はその道でも役立つと感じていますが、まずは経験を積み、自分が何を成し遂げたいかを見極めたいです。
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私は教育分野への強い関心があり、将来的には民間人校長のような教育機関に携わる夢を持っています。現在は人材育成業界で「シェアド・リーダーシップ」という概念に基づき、誰もがリーダーシップを発揮できる組織作りや人材育成に注力しています。これをどの組織でも導入可能なサービスとして形にすることが今の使命であり、そこに大きなやりがいを感じています。また、問題解決能力を磨きながら、事業として価値あるものを提供し続けることに興味があります。佐々木さんの話にも共感し、シェイクの環境では自分の探求したいテーマを考える時間が多く、本質的で面白いキャリア目標が見つかりやすいと感じています。この業界での経験を通じ、次のステップに必要な能力を身につけていきたいです。
シェイクに向いている人はどんな人だと思いますか?
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曖昧さを楽しめる人がシェイクに向いていると思います。正解が決まっていない状況で自分で考え、行動し、進めていくことに楽しさを見出せる人です。一方、すべてが決まった枠の中で動きたい人には難しいかもしれません。また、組織を自分で作っていく感覚があることも大切です。嫌なことがあっても受け入れるだけではなく、自分で変えていこうという意志があれば、それを応援してくれる環境があるのがシェイクの魅力です。このような自由さを活かし、一緒に新しいものを作り上げていきたいと考えています。
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佐々木さんの意見に共感しています。加えて「自分に嘘をつきたくない人・素直でありたいと思う人」もシェイクに向いていると思います。曖昧な状況に苛立ちながらも、それを整えたいという感情を大切にできる人、諦めずに考え抜ける人が適していると感じます。仕事の中で感じたことを言葉にしたり、形にしたりしながら進める姿勢が、シェイクの仕事の面白さを引き出すポイントです。また、環境が自分に完全に合わせてくれるわけではないことを理解しつつ、会社とともに成長しながら「自分が大切にしたいこと」を考え続ける人が多い現在の若い世代に、シェイクは特に魅力的な会社だと感じています。
