卒業生が振り返るシェイクのリアル。
人事コンサルティングの経験を経て、得たこと。目指すこと。

2016卒業生(新卒)×2015卒業生(中途)クロストーク

profile

森山 裕介(2013年新卒入社~2016年卒業)
シェイク時代はコンサルティング営業として、大手~ベンチャーまで様々な企業の人材育成の支援。その他、採用やマーケティング業務にも従事。卒業後は、学生時代インターンをしていた認定NPO法人カタリバへ転職。現在は、自分の生まれ育った島根県で高校向けキャリア教育支援に奮闘中。
岡里 美香(2012年中途入社~2015年卒業)
シェイク時代は、マーケティング部門の部門長として「リーダーシップ開発のシェイク」というブランドを確立。卒業後は、(株)カケハシスカイソリューションズの海外事業部にて、語学学校の設立や海外人材の採用支援に携わった。現在は、中小企業の組織開発支援に奮闘中。

なぜ、数十名の
人事コンサルティング企業に?

高橋:それぞれ卒業から1年以上経過していますが、まずはシェイクへの入社理由を教えてください。

森山さん:入社理由は3つですね。1つめは、学生時代に高校生へのキャリア教育支援をしていたのですが、社会を知らずに教育に携わる後ろめたさを感じていたこと。2つめは、就活中様々な企業をみる中で、Mission「イキイキと働く人を一人でも多く増やしたい」に共感したことと、Missionと事業が重なっている会社だと感じたこと。3つめは、「早く成長したい」「スピード感を持って働きたい」と考えていたことですね。

岡里さん:私は、中途入社なのですが、新卒で入社した会社では中小企業の採用支援や組織開発の仕事をしていました。元々、新卒時代の会社とシェイクはパートナー企業としてのお付き合いがあって、その頃から困ったときに助け合える「優しい組織体」という印象を持っていました。

出産後、代表の吉田さんとお会いする機会があって、シェイクの担当顧客である大手企業の実態を知りたかったこと、自分の培ってきたスキルを活かせると感じたこと等から、シェイクに入社することを決めました。

リーダーシップ開発から、
組織の変化を間近で感じる仕事とは?

高橋:シェイクに入社してから卒業まで、どんな仕事が印象に残っているか教えてください。

森山さん:3年弱、コンサルティング営業の仕事をしていました。企業の経営者や人事の方から「新卒社員が受け身的で現場が困っている」「次世代を担うリーダーが育っていない」等の悩みをヒアリングし、最適な人事施策を提案するのが主な仕事になります。

印象に残っている仕事としては、ある企業の次期マネジャーと現マネジャーの2階層の方々への長期のリーダーシップ開発から、組織が変わっていく様子を間近で感じられたことですね。

入社当初は、単発の研修に違和感を持ったこともありました。しかし、この案件では、長期の案件ということもあって、分断されていた部署がつながったり、マネジャーの方々が組織を自分事として捉えて、新たな行動を起こしたり、変化を感じられたことから自分の仕事への価値を実感することができました。

高橋:中長期の案件では、価値が見えやすいですよね。岡里さんも印象に残っている仕事を教えてください。

岡里さん:マーケティング部署に所属していたので、ホームページや企画書の刷新から100名規模を超える人事様向けのセミナーを企画していました。

人材育成の仕事は、メーカーのように明確な商材がないので、顧客への価値が見えにくいのが特徴ですが、それを立体的に見える化していくのが私の役割でしたね。リーダーシップ開発を目指すシェイクの取り組みが見える化されていく過程は、今でも印象に残っています。

やりがいの裏にある仕事の苦しみ。
乗り越えられた理由となった組織風土とは?

高橋:やりがいだけではないのが仕事かと思いますが、当時を振り返ってしんどかったことを教えてください。

森山さん:1年目がしんどかったですね。2013年新卒入社は自分1人だけだったので、同じレベルで悩む人がいない。自信はあったけど、仕事がうまくいかない。顧客の組織で起こっていることの想像ができず、なかなか成果が上がらないことが苦しかったですね。

当時のしんどい時期を乗り越えられた理由として、3年先を走っている先輩の存在は大きかったですね。いい意味でのロールモデルは仕事への原動力となりました。

その他、経営者からメンバーレベルまで要所で向き合ってくれる人がいたことも支えになりましたね。

岡里さん:私は、森山くんの入社式がすごく記憶に残っていて、当時の採用担当が入社式前に森山くんの親御さんに手紙を書いていただくよう依頼していて優しい会社だなと強く感じましたね。優しいというか、いい意味でお節介な人が多いのがシェイクの特徴だと感じますね。

森山さん:そうですよね。ただ、アドバイスやフィードバックの軸が1人ひとり違うのは面倒な時もありましたね。(笑)

高橋:ちなみに岡里さんは、どんなことがしんどかったですか?

岡里さん:今までバリバリ働いていたので、仕事において大変だと感じたことはないかな…子育てとの両立は大変だったけど、今振り返るとみんなの優しさに支えられていたと思っています。 時短の退社時間を過ぎると、「帰らなくて大丈夫ですか?」等々、何気なく声かけしてくれるのは嬉しかったですね。

数字だけではない、本質的な価値と
向き合う濃度が高い時間

高橋:ここまでシェイク時代の経験を振り返ってもらいましたが、シェイクを通じて成長したことを教えてください。

森山さん:単に売上数字を追いかけるだけではなく、対価となる顧客への提供価値と向き合う経験から学んだことが多かったですね。

価値とは何か?自分はどんな貢献ができるか?を考え抜き、本質的な価値をカタチにする力が鍛えられたと思っています。わかりやすく言うと、営業力と企画力だと思いますね。

岡里さん:マネジメントのあり方について考える機会になりましたね。はじめて参加した営業会議で、数字をつくるためにどうするべきかを、新卒社員からマネジャーまで全員で考えていたことは驚きでした。そのあり方によるメリット・デメリット両方があると思うのですが、新しい風土を感じました。

今では、組織の責任者として自分が考える場と、メンバー全員で考える場を意識しながらマネジメントをしています。

森山さん:新入社員の立場からでも組織の全体像を俯瞰して発信できる風土は、自分のコミットメントも高まりますしシェイクの良い風土だと思いますね。トップが考えていることを擬似的に思考できますからね。

社会へのリーダーシップ発揮!
何を実現するために卒業したのか?

高橋:では最後の質問ですが、何を実現するためにシェイクから転職したのか教えてください。

森山さん:「島根の教育をなんとかしたい!」というのが卒業した1番の理由ですね。高校卒業後島根から東京にでてきて、「こんな生き方や世界があるんだ!」という視野の広がりを感じる一方で、「なぜこういう多様な価値観・世界観に触れ、自分や社会について考える機会がなかったのか」という問題意識を持つようになり、閉鎖的な公教育の現状を変えたいと思うようになりました。またシェイクで社会人の人材育成に関わりながら、もっと早い段階で軸を作る必要性も感じました。

そんな中、社会人生活3年目が終わる頃、学生時代から携わっていた教育系のNPOカタリバが島根に拠点を創るタイミングで声をかけてもらい、社会に開かれた公教育のあり方を追求する仕事をしようと決断しましたね。

高橋:決断にあたって、結構悩んでいたようですが?

森山さん:もっと自分の力をつける必要を感じていたので、正直悩みましたね。ただ、このタイミングで決断しないとチャンスを逃してしまうという自分の想いを大切にしました。

現状、決断したことに後悔はないですが、シェイク時代よりも自律的に動く必要があるのが今の環境ですね。シェイクよりも市場原理も働きづらい世界なので、常に自分を律する意識を持って行動しています。

岡里さん:私は「事業開発をしたい!」「組織を大きく持って、価値を広げる仕事をしたい!」というのが卒業の理由ですね。一人のビジネスパーソンとして「何処で花を開かせるか?」と考えたときに、縁の深かった新卒で入社した会社に戻る決断をしました。私も森山くんと同じく後悔はないですね。

新たな船出となった、
シェイクへ期待すること

高橋:最後に、古巣シェイクに期待することを教えてください。

森山さん:シンプルにMission「イキイキと働く人が一人でも多く増えてほしい」と、本気で本質を追求するという組織のDNAをブレずに持ち続けてほしいなと思います。

岡里さん:価値を追求しながら成長していってほしいなと思います。組織が拡大するということは、それだけ提供価値が広がっていることだと思うので。これからもシェイクらしく繁栄していってほしいですね。

Writer
高橋 政成 2010年新卒入社~2016年卒業

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1次選考

リーダーシップとは何か?
リーダーシップ発揮経験を掘り下げるプロセスから、リーダシップへの理解を深める

2次選考

リーダーシップ発揮の源泉とは?
リーダシップ発揮における源泉を明確にする

3次選考

何のためのリーダーシップ?
複数の社員との対話を通じて、リーダーシップ開発の意義について考える

最終選考

自分らしいリーダーシップとは?
リーダーシップ発揮を通じて、誰にどんな価値を提供したいのか?自分らしいリーダーシップについて学生と経営者で対話する
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の存在価値を実感し、自分を愛する人でいっぱいの社会へ

その想いに至った背景は?
自分のことを愛している人で溢れる社会の実現に向け、自分の価値観や想いに従った納得感ある意思決定をする人を増やしたいと思っています。
 
大学時代注力した学生団体での活動を通して、
自分が大事にしていることや気持ちがのる想いを軸に、意思決定できている人ほど、イキイキしていると感じました。

私は仕事を通じて、自分らしい意思決定が出来ない課題を解消し、自己選択に自信をもち、自分らしい人生の実現に貢献したいと思っています。そして、誰もが自分の存在価値を認め、互いを尊重し合う社会を創造したいと思います。
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の可能性を信じ、可能性をひろげ続けることの喜びを

その想いに至った背景は?
お金を稼ぐためだから、と「業務をこなす」社会人になりたくない、という気持ちが学生時代に強くありました。
1回きりの人生の中で大きな割合を占める仕事を、お金を稼ぐための手段にしておくには勿体ない!と思っていたからです。

人は誰しも可能性を持っていると考えています。
その可能性を、仕事を通してひろげることができたとき、仕事は「こなす業務」以上の意味を持つのではないでしょうか。
自分の可能性を信じてその可能性をひろげ続けることは、楽ではないけれど、きっと自分自身の人生を豊かにしてくれると思います。
私にとっては、それこそが人生の喜びです。

たくさんの人にとって、仕事がよりポジティブなもの、自分にとって喜びを得られるものになるような気付きを生み出したいです。
仕事を通じて実現したい世界観は?

笑顔と主体性を持つ日本へ

その想いに至った背景は?
「行動力がある」「いつも笑顔だね」
私自身、この言葉をよく耳にして生きてきました。
なぜ言われるのか、そこに疑問を持ったことはありませんでしたが、
自分の意志で行動しているとき、自然と顔も笑って見えたのだと思います。

心から笑顔でいる人は、自分の意志で心を動かしている

自分の意志で心を動かしている人は、行動を起こしている

行動を起こす人は、主体性を持って動き続ける

主体的な人の笑顔こそ、日本を動かすエネルギーになると信じています。
仕事を通じて実現したい世界観は?

いくつになってもいきいきと人生を楽しみ続ける人を増やす

その想いに至った背景は?
学生の頃、電車に乗っていて、社会人と見られるスーツを来た人々の表情が暗いことに気づきました。また、身近には、「仕事に行きたくない」「仕事をしたくない」と漏らす友人もいます。

仕事は、人生のうち大きな時間を占めます。
だからこそ、仕事の時間をどのように過ごすかは、
ひとりひとりがいきいきと生きるために重要な観点だと考えます。

二十歳になったころ、「いまが一番いい時だね」と言われたことがあります。年を重ねるごとに、”いい時”ではなくなってしまうのでしょうか。
私は、”いい時”は更新し続けることができると思います。

組織開発に携わることで、
いくつになってもいきいきと人生を楽しみ続ける人を増やしたいです。
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の人生に没頭している人で溢れる世界

その想いに至った背景は?
学生時代、インターンをしていたスタートアップで、
自分の人生をかけて社会課題を本気で解決しようとしている人たち
を見てきました。

その姿は、本当にかっこよくて、いつもイキイキとしていました。
仕事という枠組みにとらわれず、限られた自分の人生の時間を使って、
自分の人生に没頭しているように見えました。

そのような人たちが、これからの日本で活躍していけば、今以上に
日本の未来が明るくなるのではないかと思いました。


私はシェイクを通じて、
「自分が人生の主人公だ」と胸を張って言える人たちで溢れる世界を実現します。