大手とベンチャー、それぞれのやりがいと葛藤。
これから社会に出る人に、持ってほしい覚悟

2018年入社(中途)×2013年入社(中途)クロストーク

profile

北島 千尋(2018年中途入社)
大学卒業後、大手アパレル系企業へ入社。最短の半年で店長に昇進し、様々なバックグラウンドをもつ方々のマネジメントを経験。本社に異動し海外向けの商品戦略に携わった後、社内スカウトによりEC事業の商品戦略・販売計画などを行う部署へ異動。EC独自の商品・サービスを拡充に携わった。2018年、シェイク入社。プログラム開発、ファシリテーターとして活躍中。
鈴木 邦治(2013年中途入社)
大学卒業後、大手インフラ企業へ入社し、社員教育業務に従事。スキル・モチベーション向上研修の企画立案からファシリテーターまでを担う他、約2000名の社員管理、人事評価、採用などに携わる。2013年、シェイク入社。研修プログラムの設計・開発業務や、ファシリテーター登壇の経験を経て、現在はコンサルタントとして大手企業を中心に、育成制度の全体設計や、プログラムの企画開発を行っている。

「新卒でベンチャー」が普通の選択肢となった今、多くの就活生は、大手に行くべきか、ベンチャーに行くべきか、一度は悩むのではないでしょうか。今回のクロストークはそんな就活生の皆さんの参考になるよう、2019年新卒入社の佐々木が、新卒時は大手に入社した2名の社員に、大手とベンチャーそれぞれのリアルをインタビューしました。

「大手だから」で選ばなかった新卒就活

佐々木:なぜ新卒では大手企業を選んだのでしょうか?

北島:私は、大手を選んだというふうには思っていません。最短半年で店長になれるくらい実力主義、ベンチャー気質な点と、世界一の会社になると言っていた点が入社の決め手でした。

鈴木:北島さんらしいですね。私も、大手を選んだというより、大手しか知らなかったですね。親も大手企業に勤めていましたし、周りもみんな大手志望だったので。

北島:鈴木さんはどんな基準で、ファーストキャリアを選んだんですか?

鈴木:3つ軸を持って就活をしていましたね。1つ目は、日本の、日本人の役に立つ仕事だということ。海外志向はなく、日本のために働きたいという想いが強かったです。2つ目は、大学で学んだ理系の分野が活かせること。3つ目は、自分の強みを活かせること。研究よりも、人と人とをつないだりするほうが強みを発揮できると思っていたので、人に関われる仕事を選びました。

個性よりも、原理原則が重視される大手

佐々木:私は新卒でシェイクに入っているので、大手ならではのやりがいについて、是非伺いたいです。

鈴木:私は、日本の日常生活を支えていることがやりがいでしたね。自分の判断の影響範囲が大きく、自分のしたことが世の中を動かすことにつながるのだと、使命感を感じていました。

北島:私も、影響力の大きさは感じました。また、世界のトップクラスの人たちと一緒に仕事ができることや、経済の最前線で働いていることもやりがいでしたね。

佐々木:なるほど。やりがいは、大手とは言っても業界・業種によって結構異なりますね。では逆に、大手だからこその葛藤はありましたか?

鈴木:大きい組織の場合、会社のルールの中に自分を適合し、会社としての判断をしていかなければならず、自分らしさが発揮しづらいのが葛藤でした。

北島:同感です。スピード感を持って商売していくことが求められる中で、自分らしさよりも、原理原則、行動指針に沿って判断することが大切にされていたなと思います。

鈴木:原理原則という点では、等級や職種によってできる仕事が明確に分けられていることが利害対立を招いたりもしていました。これは、大きな組織ならではの問題だと思います。

ベンチャーのやりがいは、自分がリードできること

佐々木:今度は、大手を経験したからこそ感じるベンチャーのやりがいについて伺えればと思います。

鈴木:ダイレクトに社会への価値発揮ができることが一番やりがいですね。また、大手とは逆で、アウトプットに自分らしさや自分の想いを乗せることが求められ、それが会社としてのオリジナリティにもなっていくと感じています。

北島:その通りだと思います。私は研修開発を担当しているので、私のアウトプットがダイレクトに受講者の変化を左右するという責任感を日々感じています。あと、ファシリテーターとしての登壇や、全社を巻き込んでのプロジェクトなど、価値あるものなら「やりたい」と言ったらやらせてもらえる組織だと感じています。

鈴木:大手だと変化を決断し組織をリードするのは幹部の仕事ですが、シェイクでは立場にかかわらず変化をリードできますよね。そして、小さな組織だからこそ変化しやすく、本質的な価値を追求しやすいとも思います。

北島:変化の先頭に立つことや、本質的な価値を追求することは、シェイクの価値観にも通ずる部分ですね。

入社後に必要なのは、自分で成長する覚悟

佐々木:最後に、新卒では大手に行くべきか、ベンチャーに行くべきか、それぞれ自分なりにお答えいただきたいです。

鈴木:結論から言うと、どちらでもいいと思います。企業活動を通して世の中に貢献していくという点では変わらないので、自分の能力発揮の仕方や、どのようなことに喜びを感じるかを明確にして考えると良いと思います。

北島:私もどちらでもいいと思います。ただ、大手で活躍するには、会社のブランドを背負ったり、自分で成長する覚悟が必要だと思うので、安定だけで選ばないほうがいいと思います。ベンチャーにいると自分でやるしかないので成長できますが、大手だと会社頼りになりがちだと思うので。

鈴木:会社頼りになってしまうと、結局その会社でしか生き残れなくなってしまいますよね。変化が激しいこれからの時代、どこで働くとしても、自分で成長する覚悟と力は重要になってくると思います。

Writer後記

2人の話を聞く中で、2人は新卒で入社した大手企業でも、シェイクでも、自分の選択に責任を持って働いてきたのだと感じました。絶対に正解だという選択肢はない中で、正しい選択だと納得する理由を求め続けるのではなく、自分の選択に責任を持ちやり遂げることが、成長や自己実現につながっていくのではないでしょうか。

Writer
佐々木 春希 2019年新卒入社
大学時代は、NPO法人Learning for All(LFA)で活動。同団体が運営する都内の教室で学習支援ボランティアを経験した後、2017年3月より約2年間、インターンシップ生として学生ボランティアの採用業務に従事。説明会の運営からSNS広告の配信まで、幅広く携わった。シェイク入社後も、継続してLFAにコミットしている。

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1次選考

リーダーシップとは何か?
リーダーシップ発揮経験を掘り下げるプロセスから、リーダシップへの理解を深める

2次選考

リーダーシップ発揮の源泉とは?
リーダシップ発揮における源泉を明確にする

3次選考

何のためのリーダーシップ?
複数の社員との対話を通じて、リーダーシップ開発の意義について考える

最終選考

自分らしいリーダーシップとは?
リーダーシップ発揮を通じて、誰にどんな価値を提供したいのか?自分らしいリーダーシップについて学生と経営者で対話する
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の存在価値を実感し、自分を愛する人でいっぱいの社会へ

その想いに至った背景は?
自分のことを愛している人で溢れる社会の実現に向け、自分の価値観や想いに従った納得感ある意思決定をする人を増やしたいと思っています。
 
大学時代注力した学生団体での活動を通して、
自分が大事にしていることや気持ちがのる想いを軸に、意思決定できている人ほど、イキイキしていると感じました。

私は仕事を通じて、自分らしい意思決定が出来ない課題を解消し、自己選択に自信をもち、自分らしい人生の実現に貢献したいと思っています。そして、誰もが自分の存在価値を認め、互いを尊重し合う社会を創造したいと思います。
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の可能性を信じ、可能性をひろげ続けることの喜びを

その想いに至った背景は?
お金を稼ぐためだから、と「業務をこなす」社会人になりたくない、という気持ちが学生時代に強くありました。
1回きりの人生の中で大きな割合を占める仕事を、お金を稼ぐための手段にしておくには勿体ない!と思っていたからです。

人は誰しも可能性を持っていると考えています。
その可能性を、仕事を通してひろげることができたとき、仕事は「こなす業務」以上の意味を持つのではないでしょうか。
自分の可能性を信じてその可能性をひろげ続けることは、楽ではないけれど、きっと自分自身の人生を豊かにしてくれると思います。
私にとっては、それこそが人生の喜びです。

たくさんの人にとって、仕事がよりポジティブなもの、自分にとって喜びを得られるものになるような気付きを生み出したいです。
仕事を通じて実現したい世界観は?

笑顔と主体性を持つ日本へ

その想いに至った背景は?
「行動力がある」「いつも笑顔だね」
私自身、この言葉をよく耳にして生きてきました。
なぜ言われるのか、そこに疑問を持ったことはありませんでしたが、
自分の意志で行動しているとき、自然と顔も笑って見えたのだと思います。

心から笑顔でいる人は、自分の意志で心を動かしている

自分の意志で心を動かしている人は、行動を起こしている

行動を起こす人は、主体性を持って動き続ける

主体的な人の笑顔こそ、日本を動かすエネルギーになると信じています。
仕事を通じて実現したい世界観は?

いくつになってもいきいきと人生を楽しみ続ける人を増やす

その想いに至った背景は?
学生の頃、電車に乗っていて、社会人と見られるスーツを来た人々の表情が暗いことに気づきました。また、身近には、「仕事に行きたくない」「仕事をしたくない」と漏らす友人もいます。

仕事は、人生のうち大きな時間を占めます。
だからこそ、仕事の時間をどのように過ごすかは、
ひとりひとりがいきいきと生きるために重要な観点だと考えます。

二十歳になったころ、「いまが一番いい時だね」と言われたことがあります。年を重ねるごとに、”いい時”ではなくなってしまうのでしょうか。
私は、”いい時”は更新し続けることができると思います。

組織開発に携わることで、
いくつになってもいきいきと人生を楽しみ続ける人を増やしたいです。
仕事を通じて実現したい世界観は?

自分の人生に没頭している人で溢れる世界

その想いに至った背景は?
学生時代、インターンをしていたスタートアップで、
自分の人生をかけて社会課題を本気で解決しようとしている人たち
を見てきました。

その姿は、本当にかっこよくて、いつもイキイキとしていました。
仕事という枠組みにとらわれず、限られた自分の人生の時間を使って、
自分の人生に没頭しているように見えました。

そのような人たちが、これからの日本で活躍していけば、今以上に
日本の未来が明るくなるのではないかと思いました。


私はシェイクを通じて、
「自分が人生の主人公だ」と胸を張って言える人たちで溢れる世界を実現します。