シェイクというファーストキャリア選択。
シェイクで過ごす若手時代。
2015年入社(新卒)×2018年入社(新卒)クロストーク
profile
- 三浦 悠介(2015年新卒入社)
- 新卒でシェイクに入社。プログラム開発部門で内定者~管理職層のプログラムを開発し、プログラム設計ができるコンサルタントとして企業向けに組織・人材開発を年間50社以上支援。組織方針と育成体系を連動させ、組織課題を解決するソリューションを提供している。新人・若手向けの企業研修ファシリテーターとしても活動中。
- 田井中 淳(2018年新卒入社)
- 大学卒業後、新卒でシェイクに入社。若手向け研修のプログラム開発、新入社員研修の新商品開発を経験。現在は営業としての経験も積みながら、組織のリアルな声をもとに、よりパフォーマンス高く、価値を発揮し続ける組織づくりを目指し、固定概念に捉われず、新しいアプローチを探求している。
多くの就活生は、ファーストキャリア選択に悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、2019年新卒入社の和泉が、シェイクに新卒で入社して5年目の三浦と2年目の田井中に、「シェイクに新卒で入社する」というキャリアについてインタビューしました。
成長を獲りに行ける環境を
活かせるかがカギ
活かせるかがカギ
和泉:お二人が考える「シェイクに新卒で入社する面白さ・難しさ」とは何でしょうか?
田井中:面白さでもあり、難しさでもあるのは、自分の意志を問われることですかね。こんな流れでこんな成長をしていってねという成長の期待が示されるというよりは、「どんな人になりたいの?」と新入社員の頃から問われて、そのありたい姿に向けて自ら成長機会を獲りに行くことができる環境だと思います。
三浦:そうですね。自分次第の成長環境を他責にし始めるとしんどいでしょうね。つまり、なんでもっと教えてくれないんだ、成長機会をくれないんだというように、成長は与えられるものというスタンスだとしんどいということです。逆に、自ら教えてもらいに先輩に声をかけることや、プロジェクトリーダーに手を挙げてみるなど、自分のありたい姿に向けて自ら成長機会を獲りに行く人が支援される環境ですよね。そのように自由さを活かせると面白く働ける環境だと思います。
田井中:その自分次第の成長環境を活かせるかどうかが、シェイクで一人前と見られるかどうかにかかわるかもしれませんね。自分の仕事に自ら意味づけをしたり、「こうした方がいいんじゃないか」という自分なりの想いを乗せたりして、日々の仕事を自ら面白くできる人は信頼されていますよね。1年目でもそれができている人は、もはや新人とは見られていない気がします。
三浦:2,3年目って一般的には若手ですが、シェイクではその年次になると組織を動かす存在になっていてほしいという期待はある気がします。そういう意味では、2,3年目から中堅社員としての動きは求められるし、それができる人はすごく面白く働けると思います。
成果を出していない中で、チャレンジする
和泉:お二人がご自身の一番のチャレンジを挙げるとしたら何でしょうか。
三浦:私の一番のチャレンジは「関西支社を〇年後に立てます」と全社に発信したことですね。正直このチャレンジはものすごく怖かったです(笑)まだたいして成果も出せていないときですから。
田井中:すごい勇気ですよね(笑)あまり成果を出せていない段階だと、先輩社員がどう思うかとか、受け入れてもらえるのかという怖さで発信できそうにないですけどね。
三浦:怖さはもちろんあったんですけど、これが出来たのはある先輩社員の方のおかげなんです。あるときその人に「お前はもっと自分の想いを前に出したほうが面白い」と言われて、それから「お前の想いは何だ。問題意識は何だ」と問われ続けましたね(笑)それで「関西支社を立てたいです」と言ったら、社内に働きかけたり、発信したりする動きをすごく支援してくれました。そうした想いの支援はシェイクの魅力の一つかもしれません。
田井中:たしかに、自分なりの想いを持ち、その想いを軸に行動する人は賞賛されるし、支援される風土ですよね。
“自己防衛”から“創りたい価値創出”へ
和泉:田井中さんも2年目にして、全社会議プロジェクトのリーダーと、全社会議でのファシリテーターにチャレンジしていますよね。
田井中:そうですね。私は今のところそれが一番のチャレンジかもしれません。正直、リーダーに手を挙げる前は周りの評価を気にしていたし、受け入れられるのかという怖さもありました。そういう意味では傷つきたくないという自己防衛の気持ちが強かったです。しかし、ありたい姿を明確に置いたときに、周りの目を気にして自分を守るのではなく、なりたい自分になるためにチャレンジしようと思うようになりました。
三浦:すごくわかります。自分を守っている限り、リスクをとってチャレンジしようとはならないですからね。自己防衛ではなく、なりたい自分になるためや創りたい価値を創るためという目的が生まれたときにそうしたチャレンジをすることがむしろ楽しくなりますよね。
田井中:そうなんです。チャレンジすることには責任が付きまといますから楽しいだけではありませんが、目指すものがあるからこそやり切る力が湧いてきます。
“成功”が目的か、“成長”が目的か
和泉:シェイクでイキイキ働くために必要なことは何でしょうか。
田井中:日々の仕事を自ら面白くしていくことだと思います。仕事に自分のありたい姿や創りたい価値と結びつけるなど、自分なりに意味づけができている人はイキイキ働いていますね。
三浦:今の話を聞いて思い出したのが、ある新規事業立ち上げのセミナーで「新規事業で成功する人は“成長”を目的にしている。失敗する人は“成功”を目的にしている」という言葉です。シェイクでは新入社員の頃からチャレンジできる環境があるからこそ、成功が目的になっていると失敗することへの怖れに苦しむし、やってみても失敗することが多いので苦しいです。一方で成長が目的だと、どんな経験でも自分の糧になるので成長実感にもつながります。
田井中:そのメッセージ、そのまま研修で使えそうですね(笑)この仕事でどんな成長をしてやろうという意識、あるいは、こんな成長がしたいからあの仕事を獲りに行こうという意識はイキイキ働くことにつながると思います。
三浦:新たにシェイクの仲間になってくれる人には、先輩社員の期待に応えるというよりは自分の自己実現のためにこの環境を使ってやるぐらいの気持ちをもって入社してほしいですね。
Writer後記
新入社員の私にとっては、三浦・田井中の感じてきた壁や葛藤にとても共感することができ、さらにそれらを乗り越えたときのリアルな話を聞けたことが大きな価値でした。新入社員の頃から自律的な働き方をすることは大変ですが、そうした働き方が自分のベースとなることは自分の人生を自律的に生きていくうえで大切なことだと感じました。
- Writer
和泉 宏 2019年新卒入社 - 大学時代は、認定NPO法人カタリバで活動。大学を休学し、1年間実践型教育インターンシップ生として宮城県女川町の放課後学校「女川向学館」にて勤務。放課後の小中高校生の居場所・学習・キャリア支援、女川中学校でのチームティーチングに携わった。復学後は、地元山口県にてカタリ場プログラムの企画運営・学生支援に従事した。