「研修は、一方的な座学ではなく、自ら考え、実際にやってみるということが効果的だ」と話す人事部の窪田様。
(株)富士通マーケティングの社員が昇格後に受講する研修として、今回シェイクの研修を導入した経緯についてお話を伺った。
Q. 今回、研修を導入されたきっかけを教えてください。
A. 社員の教育体系につながりを持たせるために、各層にどういったものを求める(期待する)か、 育成の柱をどういったものにするかなど、昇格研修全体を見直していました。特に、この研修を受講する一般職一級の階層にこれまで行っていた研修は、リーダーシップを求める要素が強いものでした。一言で言ってしまえば、求めるものはリーダーシップなのですが、上位層との違いをより明確にするために、リーダーシップという言葉を使わずにコンセプトをはっきりさせたいと思っていました。そして、キーワードとして「主体性」と「周りを巻き込む」にたどり着きました。 研修は、「考える」「実際にやってみる」ということがその後の効果として大きいと思います。 カリキュラムの中にあるケースの内容も、とても完成度が高くて良いと思いました。
Q. 今回の研修を実施しての感想と抱負をお聞かせ下さい。
A. この研修の「主体性」と「周りを巻き込んで仕事をする」というテーマは、受講者の現状の課題とマッ チしており、受講者の満足度はとても高かったようです。昇格後ということもあって、受講者のモチベーションは高かったのかもしれませんが、更にモチベーションを引っ張りあげたように思います。一般職一級はこんなにモチベーションが高かったかな、やる気に溢れていたかなと改めて思えたほどで、実施した甲斐がありました。現場でも、この研修のエッセンスを活かしてくれると思いま す。この研修で、問題意識を持って自分が行動していくんだ!という「主体性」を持つという状態になってくれたと思います。