これまで別の研修会社での新入社員研修を受けた合田さんと齋藤さん。そして、今年、実際に シェイクの研修を受けられ、人事部に配属になった小山さん。そして、報道で20年間勤務 し、その後、人事部長となった大信田さん。大信田さんが新入社員に期待することは、マナーと 心構えをしっかりと持って、自分の個性を活かしたやり方でやってもらいたいということだ。 今回は、この4名に研修についてのお話を伺った。
Q. 数ある研修の中で、シェイクの研修をお選びいただいた理由を教えていただけますか?
A. テレビ局の場合は、もともととても多くの職種があり、複雑なので、それぞれに求められる能力や知識が違うんですよね。でも、最低限のマナーや心構えというのは全社会共通のこととして、知っておいてもらいたいというのがあります。ポテンシャルの高い学生を採用していますけれど、社会人としての心構えには若干ばらつきがありますからね。また配属後のOJTでは、教え方にばらつきがあるのも事実です。社内でも、経験に基づいた心構えというのは話しますが、社内でマナーや心構えの研修をやるのは事前準備をしなくてはいけませんし、またそのノウハウもほとんどありません。だいたい心構えをしゃべっても15分くらいで終わってしまいます。やはり、プロにお願いして「社会人というのはこういう人です」と言ってもらうのとでは伝わり方が違うと思います。シェイクの研修は、時間配分にしても中身にしても、実績に基づいて、よく練られていると思います。段階を踏んで理解を深めていく点ですとか、実際の現場でおこりうるケースを用いた内容は、とてもうまくできていると思いましたね。
Q. 研修を実施してみていかがでしたでしょうか?
A. 受講者のことを思って、はっきりと言うべきところは言ってくれる。これはいいなぁと思いました。たぶんあのような事を言われるのは、学生のうちは皆無に近いと思うんです。テレビ局は報道機関ですから、社会人として基本的なことはきちんと知っておいてもらいたい。その上で、それぞれの人が全く違った個性を持っている会社にしたいと思っています。みんな同じだったら、新しいコンテンツは生まれませんからね。研修で学んだマナーや心構えの基本は忘れずに、自分のやり方でやっていってもらいたいですね。シェイクの研修では、「自分の頭の中で考える」というメッセージが出されていました。それは、本当に受講者にも伝わったと思います。そこがいわゆる去年までの「マナー研修」とは大きく違っていました。「自分の頭で考えさせる=耕す」っていうのでしょうか。うまく耕されて、それをいろんな仕事に活かしていくというのもこの研修を通じて得られた成果だったと思います。