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自覚すること

こんにちは、シェイクの道上です。

弊社では、とある大手メーカーの子会社でメンテナンスを手掛けている
所長クラスの方々に対して2年間にわたり自部署での改革を支援させて
いただいています。

先日、プロジェクトの振り返りと今後の支援の方向性を社内で検討している際に、
「仕事をセルフコントロールすることの大切さと楽しさ」について話題が上りました。

このお客様は大手メーカーの子会社という立ち位置上、トップダウンの風土が非常に強く、
上司や親会社からの指示・命令による仕事が多いのが実状です。
確かに、業務特性上仕事を自分でコントロールすることは難しいのですが、
「自分で仕事をコントロールできている」という感覚を持つことが、
セルフコントロール力を高めることにつながるのではないかと感じました。

皆さんは日々の仕事の中でセルフコントロールを意識的に行っているでしょうか?

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ここで1つセルフコントロールを高める理論を紹介させて下さい。

論理療法を提唱したアルバート・エリス氏は、
出来事や状況そのものを問題として捉えるのではなく、
その背景にある考え方(信念)こそが問題であると考えました。

具体的には、4つイラショナル・ビリーフ(非論理的な信念)が問題だと述べています。

さらに、このイラショナル・ビリーフは以下の4種類に分類されます。

①ねばならぬビリーフ 例.「周囲の皆の期待に応えねばならない」
②悲観的ビリーフ 例.「病気になってしまったため昇進は絶望的だ」
③非難・自己卑下ビリーフ 例.「人前でうまく話せない自分はダメな人間だ」
④欲求不満低耐性ビリーフ 例.「嫌いな人と会うのは耐えられない」

なんとなくイメージがつくでしょうか?

4つのビリーフに陥らないように考えることももちろん大事だと思うのですが、
それよりもっと大事なことは、自分がどのような傾向にあるか「自覚」しておくこと
だと思います。

つまり、この4つのイラショナル・ビリーフがダメだという訳ではなく、
自分はこのような考え方をしてしまう傾向があるなと自己認識をしておくことが
重要だと思うのです。

冒頭の大手メーカーの子会社である所長の方々も
「自分たちは子会社という立ち位置上仕事はコントロールできないと思い込む傾向にある」
と自覚していれば、「本当に全てがコントロールできないのか?」といった問いを
自分自身に立てることができるかもしれません。

一見コントロールできないように見える仕事であったとしても
自分自身がコントロールできる範囲を少しでも増やすことが、
仕事のおもしろさを見つけることにつながるように思います。

さて、皆さんは自分自身のことをどれだけ自覚できていますか?

我ながら自分自身にもはね返ってくる問いだなと思いつつ(笑)
この問いを最後に皆様に投げかけて本コラムを締めたいと思います。



■道上 嘉文 プロフィール
神戸大学 経営学部卒。大学卒業後、政令指定都市の危機管理部門に所属し、
小学校~高校生向け防災啓発ワークショップや、大学生向け授業を担当。
新入社員約120名に対して、体感ワークを交えた実践型の危機管理研修を導入し、
研修コンテンツ開発とファシリテーターを務める。
2015年にシェイクに入社。研修コンテンツの開発、営業支援業務などを担当。
現在は、企画書作成・報告書作成・コラム執筆など、人や組織の課題を分析する業務に従事。
プライベートでは、サッカー観戦・ボードゲーム・スイーツ巡りが趣味。

2017.08.03
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