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研修という名の"キレイゴト"

こんにちは、山野です。
満を持して買ってきた、USA土産(ベーコンチップス)の売れ行きが、
低迷気味であることが気になるところではありますが、
前回の「GWオレゴン州での散髪」シリーズにつづくコラム投稿です。

先日、社内のメンバーで、マネジャー研修の勉強会を実施した時の話です。
まずはマネジャー研修の流れをまとめていました。

①理想の姿
外部環境が変化する中、従来のような「管理」だけではなく、
現場の声を吸い上げながら、新たな事業を「創造」することが、
マネジャー(※ここでは課長・部長)に求められている

②現状
日々の業務に追われ、とにかく忙しい。
新たな事業を創造する余裕はなく、若手もなかなか育ってこない

③ソリューション
管理職としての、スキルインプットだけでなく、
未来の「ビジョン」を描き、やるべきこと・捨てることを明確にする
それによって、プレイングマネージャーを脱却することが必要ではないか

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アメリカから帰ってきて、妙な自信が生まれてしまったのか、
「なるほど、なるほど!」と私が分かったつもりになっている横で、
隣に座っていたS先輩が、妙に顔を曇らせていました。

「課長がビジョンを描いても、部下は余計な仕事が増えたと感じるだけ」
「2日間の研修で、どこまで質の高いビジョンを描けるのか」

S先輩は、前職で規模5,000人以上の大手企業に勤めており、
自身の原体験などから、我々が"キレイゴト"の正論を、
振りかざしていないかと、疑問を投げかけたのでした。

S先輩の言葉から、あらためて感じたのは、職場のリアルや、
組織の構造を無視した研修は、"凶器"になりうるということ。
だからこそ、先のマネージャー研修も、
職場の悩みを踏まえて、様々な角度から捉え直すことが必要だということ。 

「若手が仕事に意義を見出し、自律型の人材となるためにビジョン描く」
「次の役職・ポストが空かない中、ビジョンが働く上での原動力になる」
「経営と現場の間に立つ、課長だからこそ描くべきビジョンがある」

また場合によっては、ビジョンを描いた後、
職場での実践フェーズまで、関わることが必要であるかもしれません。

そう考えると、我々の仕事はきっと研修を提供することではなく、
研修という名の"キレイゴト"に、向き合い続けること。 

その謙虚さと、勇気を持ち続けながら、
お客様と、ともに歩んでいくことなのかもしれません。



■山野 靖暁 プロフィール
立命館大学 国際関係学部卒。学生時代は1年間の北欧留学や、
教育系NPO法人で、自治体と連携した事業の立ち上げを経験。
新卒で、2014年シェイク入社。主にコンテンツの企画開発に携わり、
若手育成やOJT領域を中心に、メーカー、商社、証券会社など、
幅広いクライアントを担当。お客様とともに作り上げる企画
スタイルを大事にしている。
プライベートでは、旅に出ることが好きで、
「ヨーロッパでヒッチハイク」「アメリカの床屋で散髪」など、
新たな旅のスタイルを模索中。

2015.06.03
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