コラム

令和の新入社員に対する育成のあり方とは?

こんにちはシェイクの道上です。

令和元年の新入社員が入社して約3ヶ月が経過しましたが、
「最近の若者が考えていることは全然わからない」
そんな悩みを持ちながら職場の若者と働いていませんか?

弊社が新入社員研修でご支援させて頂いた約1,800名の
令和元年新入社員の皆さんにご回答頂いたアンケートを分析し、「令和元年新入社員レポート」を作成いたしました。

私は、毎年新入社員の変化を目の当たりにしていますが、
令和時代にはこれまで以上に急激かつ大きな変化が巻き起こりそうだと感じています。

平成30年度の「国民生活に関する世論調査」で、現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ、
「満足」とする者の割合が74.7%に達しており、10年前と比較して約14%も上昇しています。
「物の豊かさ」から「心の豊かさ」を重視する大きな価値観の変化の表れと言えるでしょう。

では、心の豊かさを重視する令和時代の新入社員は、そもそもどのような環境で育ってきたのでしょうか?

令和時代には、主にZ世代(1990年代後半以降生まれの世代)が入社してくることになります。
この世代は、スマートフォン(2007年iphone発売開始)やSNSを使用するのが
当たり前の中で育ったためITリテラシーが高く、
東日本大震災(2011年)を経験しているため社会課題への意識も高いという特徴があります。

X世代(1960年~1970年代生まれ)、Y世代(1980年~1990年代半ば生まれ)の我々が
このような変化から目を背けることなく、Z世代の生の声に耳を傾け、
まずは理解する姿勢を持つことが大切だと感じています。

さて、今年度のアンケート結果の特徴的な事実の1つとして
「”石の上にも3年”やりたくない仕事もやり続けることが大切だ」という質問に対して、
「かなり当てはまる」「当てはまる」と回答した割合が昨年に比べて9.1%減少
という結果が出ています。

その他にもまだまだ興味深い結果がいくつも出ており、
事実データをもとに令和元年新入社員の特徴を考察しています。

また、本レポートでは、新入社員の特徴だけでなく、
令和時代に求められる「会社のあり方」「人事の役割」「職場の育成」も記載しています。
最近の若者が何を考えているかわからず悩んでいる管理職の皆様や、
人材育成施策を企画・運営している教育担当者の皆様に是非ご覧頂きたいと思っています。

令和時代の若者の「働く目的は何か」
「どのようなキャリア観を持っているか」「つまづくポイントはどこか」等を理解した上で、
会社の取り組みや職場での育成に活かして頂けると幸いです。

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