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野球チームとマネジメント

皆さん、こんにちは。シェイクの吉田です。

 

私には中1の息子がいるのですが、年明けに

息子と決めたことが一つあります。

 

毎月「父のお薦め」として本を一冊プレゼントするというものです。

無理やり本を読ませるのは気がすすまないものの、

息子も「やってみたい」と同意し話の流れでやってみることにしました。

 

1月。その一冊目。

息子が野球をしていることもあり、日本を代表するスラッガー

横浜ベイスターズ筒香選手が書いた

「空に向かってかっとばせ!」という本をプレゼントしました。

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この本は、甲子園で勝つことを究極の目標にした勝利至上主義が

子供たちへの間違った指導法を招いているとの問題意識から、

筒香選手が少年時代に所属した堺ビッグボーイズという

チームの改革事例も含めて、日本の野球に対して提言した本です。

 

筒香選手がドミニカで見た野球が問題提起の原点になっています。

 

ドミニカでは、子供に「こうやれ、ああやれ」という指導はありません。

思い切ってバットを振り、思い切って速い球を投げる、を基本とし、

ミスをしても叱ることはありません。だからこそ、子供たちは失敗を恐れず、

どんどんチャレンジをして成長していきます。

 

結果、どの選手も心から楽しそうに野球をしているとのことでした。

もっと上手くなるための、もっと成長するための、もっと野球を好きになるためのエネルギーを、カリブ海の小さな島国で見つけたのです。

 

現在、世の中の様々な組織において「やらせる」マネジメントから、

「主体性を引き出す」マネジメントへの変革が起きていますが、

野球チームにおいてもこの流れが来たことを感じました。

 

私の息子は現在、一学年が50名近くもいる硬式の野球チームに所属しています。

息子が所属しているチームは勝利至上主義ではなく、

高校野球で活躍できることを目標に、じっくりと指導することを

モットーにしています。

 

それでも、そのような大人数での競争の中で取り組んでいるのですから、

日々、様々な葛藤を抱えているのも事実です。

 

正直、今、息子にこの本を薦めることを迷いました。

息子は筒香選手の考え方に共感すると思いましたので、

彼の葛藤を更に大きくするだけかもしれないと思ったからです。

 

読後の息子の第一声は、「大阪に引っ越さない?」でした。

 

新春一冊目「父のお薦め」本。

この本が本当に適切だったのかは分かりません。

 

息子がこれから成長し様々な組織へ所属する中で、

組織はどうあるべきか、自分がどのような組織づくりをしていきたいか、

考える機会にしてもらいたいという想いがありました。

 

ドミニカや、日本の他のチームの取組みを知ることが、

きっと今後の人生のヒントになるのではないかと思います。

 

イキイキと働く人が一人でも多く増えてほしい

個人から、会社から、もっと日本を元気にしたい

 

これは、シェイクの変わらぬ想いです。

 

会社でも、野球チームでも、その組織に所属する人が

イキイキと、目の前のことを楽しめる日々を過ごしてほしい。

 

先週末、息子の野球の試合の審判に挑戦しました。

楽しかったです。

まずは、自分自身が日々を楽しむことから始めてみたいと思います。



吉田実プロフィール
■吉田 実 プロフィール
大阪大学基礎工学部卒。住友商事株式会社に入社。
通信機器の営業、携帯電話を活用した新規事業立ち上げに携る。
2003年シェイク入社。営業責任者、人材育成事業の立上げ拡大に従事。
2009年9月より代表取締役社長に就任。
2011年1月に書籍『「新・ぶら下がり社員」症候群』を出版。
管理職手前からのリーダーシップ育成に特に注力しており、ファシリテーターとしての実績は新入社員から若手・中堅社員、管理職層まで多岐に渡り、育成に携わった人数は12,000人を超える。

2019.01.23
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