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「1対n」の育成

こんにちは。シェイクの吉田です。

シェイクには、4月に5名の新入社員が入社しました。
5名が同時に入社するのは、創業以来初のことで、とても活気づいています。

そのような中、新たな取り組みを始めました。
それは、社員全員がメンターとして、新入社員のうちの一人を担当する
というもの。

社員が30名程度の会社ですから、一人の新入社員に対して
6名程度のメンターがいることになります。
社長である私も例外なく、メンターをしています。

入社式の日にメンター社員と顔合わせをした後は、
そのチームでのサポートポリシーを決めて共有しあいました。
その後、メンバー同士で、ショートメールでやり取りをしたり、
ランチに行ったりしながら、コミュニケーションをとっています。

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先日、不動産系のお客様で新入社員の指導役となる、
OJTトレーナー向けの研修を実施しました。

この会社では、OJTトレーナーとなる人が新入社員の育成を担当するのですが、
OJTトレーナー一人に育成を任せるのではなく、職場全体で
新入社員を育成することを仕組みとして組織内に展開しています。

新入社員一人に対して、複数人でサポートする「1対n」の育成として、
OJTトレーナーは、育成に協力してもらうために、
職場の人を巻き込む役割も担います。

受講者の皆さんに、
「なぜ、会社はこのような仕組みを取り入れていると思いますか?」
と問いかけたところ、

・新人もOJTトレーナーもお互いに一人で抱え込まないこと
・新人に与える気づきを増やすため
・多面的な指導が出来、考えが偏らなくするため
・役割を分担しながら育成するため
・職場の活性化のため
・多くの人が育成に関わることで、皆が成長しチームとしての一体感を生むため

などなど、様々な意見が出ていました。

この会社では、数年前からこの「1対n」の育成を推進しており、
随分、社内に浸透し、ノウハウが溜まってきています。

この会社で起きているのは、

・新入社員に対して、専門性の高い先輩から指導をしてもらえることになり
 成長を促進出来ること

・OJTトレーナーを経験すると、育成経験(マネジメント経験)と、
 職場を巻き込む経験(リーダーシップ経験)を積むことが出来、
 マネジャーになるための準備経験が出来ること

・職場全体で育成をすることで、社員の育成に対する関心が高くなり、
 職場に育成風土が醸成されていくこと

といったことが起きてきています。まさに、石三鳥。

もちろん、いろんな人から声をかけられて新人が混乱しないか、
結局は、OJTトレーナーが抱え込んでしまうリスクは軽減されない、
といったような課題もありますが、取り組んでみる価値はあるように
感じています。

私自身も担当する新入社員と先日、ランチに行ってきました。
メンターなので、業務指導はせずに、
「困っていることはなの?」と声をかけながら、話を聞きました。

「1対n」の育成。

出来るところから、仕組みを検討されてみてはいかがでしょうか?




吉田実プロフィール
■吉田 実 プロフィール
大阪大学基礎工学部卒。住友商事株式会社に入社。
通信機器の営業、携帯電話を活用した新規事業立ち上げに携る。
2003年シェイク入社。営業責任者、人材育成事業の立上げ拡大に従事。
2009年9月より代表取締役社長に就任。
2011年1月に書籍『「新・ぶら下がり社員」症候群』を出版。
管理職手前からのリーダーシップ育成に特に注力しており、ファシリテーターとしての実績は新入社員から若手・中堅社員、管理職層まで多岐に渡り、育成に携わった人数は12,000人を超える。

2017.04.27
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