2015年に向けた長期ビジョンとして「VISION2015―LEAD THE NEXT―」を掲げている 豊田通商。「商社という業態は、新しい事業を創造していくということが一つの大きなミッショ ンです。社員には、早くそういう人材になって欲しいと思います。」と語る人材部の大川リー ダー。PDCAの実践は、豊田通商グループウェイとしても社内共通の認識になっている。入社 のタイミングで、PDCAを身につけて欲しいと考える人事部の皆様に、今回、導入いただたい たシェイクの新人研修についてお話を伺った。
Q. 数ある研修の中で、シェイクの研修をお選びいただいた理由を教えていただけますか?
A. 新入社員が身につけるべき、社会人としての基本的な心構えとしてPDCAという点と、時間管理の重要性という点が必要だと考えておりました。決め手は、弊社が重要におもっているポイントが、シェイクのG-PDCAとマッチしていたというところが大きいと思います。「本当に基本が大事である」ということや「なんのためにこれをするのか」といったことが企画書の段階ではっきりと書かれており、非常に良いと思いました。資料を読んでいてもすっと入ってくるし、求めていた研修と違和感がありませんでした。知識を覚えるだけではなくて、実践的なケーススタディを体感し気づきを得るという内容です。現実に想定されうる場面のワークが多く用意されていたことは、特に良かったと思います。
Q. 研修を実施してみていかがでしたでしょうか?
A. 商社に入社してくる新入社員は、比較的、自信を持って入ってくる人が多いのですが、今回の研修のグループワークを通して「自分はこういうところが弱いんだ」という気づきを得たようです。自分の好きなことは話せるけれど、ビジネスのシーンでは、自分ができていないことに気づいたということが、アンケートや他の研修ノートにも書いてありました。自分が好きなこにはPDCAができているけれど、人を巻き込んでやる場合にはできない自分がいる、CAがぜんぜんできていなかった、という今まで自分でも自覚をしていなかった弱い部分についての気づきをした人が多かったのは研修の効果としてとても良かったと思います。頭でわかっていることと実際にできることは違うのですよね。学生としてやってきたことが、社会人としてもそのままでは通じるわけでないということ、社会人はこうなんだということに気づいたのはとても大きいと思います。